01 此処は…何処なの。私は誰なんだジョーン!! ページ2
…何の位、時間が経ったのだろうか。
良く分からなくて、目を覚ます。
見れば白い天井とふりふりの天蓋、結愛は自分を今横になっている形の様だ、と判断し、ふと、自分の手に目を向けた。
ふにふにした、小さな。
"まるで赤ちゃん”の様な手――――…
『(は、え?
赤ちゃん?
赤ちゃんみたいな、手?
それって…若しかして、若しかすると。)』
恐る恐る、結愛は声をだそうとする。
『…ふにゃ。…おぎゃあ。』
『(…OK、ジョン。
順番に説明していくわよ、良い?
私は初恋の人にフラれて昼ドラ並みに雨に打たれていたの。で、気が沈んじゃって死のうとした訳。ヘイジョン、お子様なアンタでも分かるわよね?……そう、私は…)』
因みにすごい動揺っぷりで自分の口調がヤバいコトには気づいていない結愛である(※ 主人公です。酒場の女主人とかでは有りません。)
『(…つまり、私は、
生まれ変わっちゃったんだぁああーーーー!馬鹿ー!前世の私馬鹿ー!!)』
おはなしの、はじまりはじまり。
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫次郎 - 素敵な話でした。( ´艸`) (2018年3月22日 19時) (レス) id: 367bfca5b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆき。 | 作成日時:2017年5月16日 20時