あなたは私で、うちはあんた【暗殺教室】 (ページ1)

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1話～イタズラっ子の始まり～ページ1

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯｶﾁｯ･･･ｽｰｯ

A)「ん～･･････そうか･･･今日から学校かー･･････」

«5月16日»
初めて学校に行く日だ、
本当は3月25日まで普通に学校に行っていたらしいが記憶が無いので知ったことではない

母)「A～！！」

A)「あいよー！！」

ﾄｯﾄｯﾄｯ

とても良いリズムで階段を降りるが別に学校が楽しみと言う訳では無い

ただ、どんな感じか気になるだけだ楽しみではない･･････

違うからね！！

A)「いただきま～す」

ついさっき記憶が無いって言っていたが別に大したことではない

うちの聞いた話によると何か不幸な事故に巻き込まれて記憶が飛んだらしい

その中でも不幸中の幸いで語学などの記憶は大丈夫みたいだ

じゃあ何が無いのか、それは思い出や知識、性格が真っ白になっただけ

何故に5月から学校に行くかと言うとそれまでにずっと必要な知識を覚えていただけ

たった2ヵ月で全てうちを褒めて欲しいぐらいだ

A)「ごちそうさま～」

母)「今日から学校でしょ？速く着替えなさいよ～」

A)「はいはい分かってるって」

そう言って2階に上がり、まず日記を見る

«5月15日»
今日はゲームをして飴を食べながらゴロゴロしたよ。
あ～明日が楽しみだな～♪
ねぇイタズラっ子･･･
明日、
私があなたになっても、ちゃんと皆と仲良くしてね。
殺せんせー楽しみだな～先生を殺すって言うのはちょっと嫌だけど･･･
多分イタズラっ子ならへっちゃらよね♪

A)「相変わらず能天気だな～純粋っ子は」

そう言って軽くため息を付きながら制服に着替える･･･

ヤッバ･･･なんか･･･ちょっと気分がフワフワする･･･

日記に書いてあったイタズラっ子とは、うちのことでうちが言っていた純粋っ子はもう一人のうち･･････

訳が分からないと思うがうち達は二重人格で、寝て起きたらどちらかになっている

うち達の情報のやり取りはこの日記と周りの人々の反応だけが頼りとなっている

ﾄｯﾄｯﾄｯ

なんだろう？今日はとても階段からとても良いリズムが聴こえる

ｶﾁｬ A)「行ってきますー」

母)「いってらっしゃい楽しんで来なさいよー」

ｶｧｯﾁｬﾝ･･･････････････

家から出て学校に行こうとしたのはよしとして･･････

えっ？誰だこいつ？でけぇな･･････まさか！！人さらい！？

ふぇぇぇぇぇぇっっ！！？！？？？