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「オッパ、ありがとうございます」
「んー、いいよ、Aのためなら？」
「甘いですね」
「当たり前じゃん。じゃ、食べよっか」
そう言うと2人でお箸をチキンに伸ばし始める。
そこからは何でもない話をしながら。
ふと、オッパに目を向ければ、
あんまり食べたことの無いチキンが箸にあって。
私がそれをじっと見つめていれば、
オッパはふっと笑った。
「どしたの？笑これ？食べたい？」
「いや、あ、うん。そうですね、見たことないのだったからちょっと気になって、」
「うーん、可愛いねぇ。いいよ、はい、あーん」
そう言うと、オッパの口に入ろうとしていたそれが方向を変えて私の方へ。
迷いなく口を開ければ、
そのまま入ってきて、
すぐに「おいしい？」と聞かれる。
よく噛んでいれば、
美味しいんだけど辛味が広がって、
「辛いっ」ともがいていれば、
オッパが笑いながら水を渡す。
「あはっ、大丈夫？笑」
「……辛いです、」
「あはっ、可愛いぃ」
そう言って頭を撫でるオッパ。
辛さに耐えながらオッパの顔を見れば、
くしゃっとした笑顔で私を見つめる。
そして、ふと何かに気づいたかのように、
首を傾げれば、
「ついてる、」
と言って私の口の端を指で拭い、
そのままそれを舐めた。
なんだか、恋人みたい。
そうふと思う。
オッパはいつもそういう空気をつくる。
いちゃいちゃするのもスキンシップも大好きな人だから、私はたまに照れてしまう。
今だって、ちょっと驚いて、
目を見開けば、
オッパはまた楽しそうに笑って、
「あ、A照れてる」
と言うだけ。
なんか遊ばれてるなと、
悔しくなって急いでご飯を食べ終えた。
そして片付けは止められても私が全部やって、
ソファー座るオッパの前までゆけば、
また手を引いて膝の上へ座らせられる。
もう抵抗が無駄だと分かってる私はされるがまま。
当たり前のように、お腹に腕が回り、
私の手を握ればさっきみたいに親指で優しく手を撫で始めた。
「A、ありがとうね」
「オッパ最初やってくれたじゃないですか」
「あれはオッパがやりたかったから」
「じゃあ私も私がやりたかったからです」
そう、少しオッパの真似をして言えば、
後ろでふふっと笑う声が聞こえて、
「あー可愛い」と言う。
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monaka12245(プロフ) - 読む専ペンギンさん» すみません、ありがとうございます！今確認したら外れてませんでした、確認不足です、改めてすみませんでした。また、何かあればご指摘頂ければ幸いです。 (2022年10月2日 12時) (
レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
読む専ペンギン(プロフ) - コメント失礼いたします。私がコメントしている時点ではまだ外れていません。再度お手数ですが解除してください。 (2022年10月2日 1時) (レス) id: 840b72c947 (このIDを非表示/違反報告)
monaka12245(プロフ) - 三月@ ? ?さん» ご指摘ありがとうございます！すみません、知識不足で外し損ねておりました。以後気をつけさせていただきます！ (2022年10月1日 12時) (レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
三月@ ? ?(プロフ) - お、り、ふ、らたってますよ、違反なので消してください (2022年10月1日 11時) (レス) id: e9fcfd8598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2022年9月30日 20時
