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「じゃあ、A。一緒に寝よっか」
「寝るんですか？お昼ですよ？」
「うん、世の中にはお昼寝ってのがあるじゃん」
「それって子供だけのやつじゃないんですか？」
「関係ないよ、大人もやらないと。はい、おいでぇ」
少し不機嫌な私を見て、ゲームを諦めた様子のオッパ。
次に何を言うかと思えばそれ。
起こしていた上半身も下がっていけば、
両手を広げて、私に来いと促した。
まぁ、たまにはいいかと、
素直にそれに従えば、
すぐにオッパの腕の中。
眠いせいなのか、
ずっと布団の中にいたせいなのか、
理由は分からないけど、
オッパの腕の中はすごく暖かかった。
その暖かさが心地よくて、
私もそっとオッパの背中に腕を回した。
「ふふっ、幸せだー」
「何がですか？」
「こうやってAの温もりを感じながら眠れるの」
「暖かいのオッパですよ？」
「どっちでもいいのー」
そう言えば、ぎゅっと抱きしめられる。
オッパの温もり、感じていれば、
私も少しずつ眠くなってきて、
うとうとし始めた時、
小さく私の名を呼ぶ声が聞こえた。
「A？」
「んー……？」
「眠いの？笑」
「うん……」
その声にゆっくりと顔を上にあげる。
見上げた先には、
寝ようと言ったくせに全然寝る気配のないオッパの顔。
もう、目がうとうとしてる私を見て、
楽しそうに笑ってる。
寝たいのかそうじゃないのか、
ほんとにこのオッパの考えてる事はよく分からない。
でも、私は結構もう限界で、
夢と現実を行ったり来たり。
ふと目を閉じて、
夢を見始めた時、
なにかおでこに触れた気がして、
そっと目を開けた。
「オッパ…、今なんかしました…？」
「いや？なーんにもしてないよ？」
そう言うオッパはどこか嘘くさく感じた。
でも、まぁどうでもいいや、
ずっと睡魔に襲われてる私は、
そんなことよりもう眠たくて、
小さく「なら、いいです……」と言えば、
今度こそ本当に目を閉じた。
そして、後から聞いた話だけど、
あの時本当はおでこキスをしたらしい。
「可愛くて、ついっ」
なんてあのふわふわな笑顔でそう言うオッパを見れば、
嘘をついたことを責める気すらなくなった。
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monaka12245(プロフ) - 読む専ペンギンさん» すみません、ありがとうございます！今確認したら外れてませんでした、確認不足です、改めてすみませんでした。また、何かあればご指摘頂ければ幸いです。 (2022年10月2日 12時) (
レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
読む専ペンギン(プロフ) - コメント失礼いたします。私がコメントしている時点ではまだ外れていません。再度お手数ですが解除してください。 (2022年10月2日 1時) (レス) id: 840b72c947 (このIDを非表示/違反報告)
monaka12245(プロフ) - 三月@ ? ?さん» ご指摘ありがとうございます！すみません、知識不足で外し損ねておりました。以後気をつけさせていただきます！ (2022年10月1日 12時) (レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
三月@ ? ?(プロフ) - お、り、ふ、らたってますよ、違反なので消してください (2022年10月1日 11時) (レス) id: e9fcfd8598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2022年9月30日 20時
