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『A、』
『ん？』
『これ』
『あ、プレゼント、』
『そう、交換っこしよか』
隣で私に合わせてゆっくり歩いてたヨシくんが足を止め私を呼ぶ。
そして差し出したのはさっき包装してもらったプレゼント。
『まずは俺から』
そう一言言うと、包装をするするとほどき箱を開ける。
そこにはさっき見たスタッズピアスがちょこんと置かれてある。
やっぱり何度見ても可愛くて、
よく見ると、小さく[0515]と刻印されている。
『ヨシくん』
『ん？』
『なんで、私のが0515なの？』
『あー、笑』
『なに？笑』
『なんか、』
『うん』
『Aの物に、俺の誕生日が刻まれてるって良くない？』
『え？』
『俺もAのものみたいで』
私がそう聞くと、恥ずかしそうに答えたヨシくん。
でも、目は少し真剣で、
私もそんな目から目が離せない。
なにそれ、そんな目をして、そんなこと。
なんだか、セリフがすごく。
『ヨシくん、』
『なに、』
『なんか彼氏みたいなこと言う』
『っやから、今日は彼氏やって！』
『あ、そうだ笑』
『忘れてたやろ！』
『ごめんごめん笑』
私がぼそっとそういえば少し怒られる。
あぁ、でも良かった。
いつも通りだ。
あのヨシくんの目。
あの目を見た時、
なんだかドキッとしてしまって、
少し怖くなった。
あんな目をしてあんなことを言うと、
本当みたいに見えてしまう。
まるで本当に私の恋人みたいに。
『もーう、ほら！俺がこれつけてあげるから！』
『うん笑お願い』
ヨシくんは少し不機嫌そうに私にピアスを付けてくれる。
少し手間取りながら真剣な顔しながら、
そんな姿に笑みがこぼれる。
『ほら！できた！めっちゃ似合ってる』
『ほんと？ありがとう』
それを聞いてすぐにスマホを取り出す。
カメラを起動して自分を写せば見えるさっきのスタッズピアス。
小ぶりなんだけどすごく存在感があって、
さっき見た時も可愛いと思ったけど、
実際つけるとより素敵に感じた。
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monaka12245(プロフ) - あうさん» ありがとうございます！番外編の方も見ていただけてすごく嬉しいです！現在続編を書いているところです。1つエピソード書き終えた所で上げようと思っておりますので、読んでいただければ幸いです。 (2022年10月2日 14時) (
レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - わああとてもすきです、、、番外編もとってもよかったです泣 全然ゆっくりでも大丈夫なので、気長に更新まってます！！ (2022年10月2日 1時) (レス) id: 6ba6c9a15c (このIDを非表示/違反報告)
monaka12245(プロフ) - ao_314さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！もっと素敵にメンバー達を書けるよう頑張ります！ (2022年9月20日 20時) (レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
ao_314(プロフ) - ヨシくんが可愛いしカッコいいしで最高です！ありがとうございます笑 (2022年9月20日 14時) (レス) @page44 id: 646af75665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2022年5月29日 21時
