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『ほな行こ！マネヒョンが車出してくれるって！』
『うん』
｢じゃあオッパ、いってきます！｣
｢いってきまーす！｣
｢いってらっしゃーい｣
さっきのオッパの返事を聞いて顔をぱっと明るくしたヨシくん。
嬉しそうに私の手を引きリビングの扉まで来たとこで振り返り、私とヨシくんは
まだ完全に目が覚めてなさそうなジュンギュオッパに手を振った。
対するジュンギュオッパもゆっくりと手を振り答えた。
宿舎を出て、乗り込んだエレベーター。
さっき引かれた手はまだ繋がれていて。
全然嫌な訳では無いけどなんとなく、
離さないのかなぁと1人思っていたら
突然ぱっと離された手。
そっか、離すよね、普通か。
なんてなぜか少し残念に思いながら
ただ下がっていく階数表示を見ていると、
再びヨシくんの手が触れる。
ん？なにかな？
なんて思ってると、絡められた手。
さっきの引っ張ってただけの手とは違って、
今度は恋人繋ぎ。
少し驚いて横のヨシくんをぱっと見る。
そこには自分でやったくせに少し恥ずかしそうなヨシくんが。
『ヨシくん？笑』
『今日はデートやから』
『うん』
『デートは手、繋ぐやん？』
『うん笑』
なんて、照れくさそうに、
私の方は見ずにただ前を見ながら言う。
もう笑う気はなかったのに笑っちゃう。
とことん可愛いね、ヨシくんは。
『ねぇ、ヨシくん、照れてる？笑』
『ちょっ、やめてや！勇気出したのに！笑』
『勇気、出したんだ笑』
『当たり前やん！』
前を向いていた顔をやっと私の方へ向け答える。
ほんとにこの人は年上なのかな、
そんなこと思っちゃうくらいに可愛くて初な姿ににやにやしちゃう。
かっこよくて優しいヨシくん。
きっと学生時代もモテたろうに、
こんなに可愛いなんて。
『とにかく！今日は俺は彼氏ね！』
『うん、分かったよ笑』
『じゃあさ、』
『うん？』
『私は今日ヨシくんの彼女？』
『っ、そうやで！』
ヨシくんは嬉しそうな、
まだ恥ずかしそうな顔をしながら元気よく答えた。
そこでタイミングよく着いたエレベーター。
扉が開くと、ガラス貼りのエントランスから明るい光が零れているのが見える。
今日はお出かけ日和だなぁ。
ヨシくんの誕生日の代わりのお出かけ。
今日は私がヨシくんを幸せにしないと。
そう思いなおして、
今度は私が手を引き歩き出した。
『ヨシくん！行こ！』
『今日は私がヨシくんを沢山幸せにしてあげるからね！』
『！...うん、楽しもうや！』
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monaka12245(プロフ) - あうさん» ありがとうございます！番外編の方も見ていただけてすごく嬉しいです！現在続編を書いているところです。1つエピソード書き終えた所で上げようと思っておりますので、読んでいただければ幸いです。 (2022年10月2日 14時) (
レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - わああとてもすきです、、、番外編もとってもよかったです泣 全然ゆっくりでも大丈夫なので、気長に更新まってます！！ (2022年10月2日 1時) (レス) id: 6ba6c9a15c (このIDを非表示/違反報告)
monaka12245(プロフ) - ao_314さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！もっと素敵にメンバー達を書けるよう頑張ります！ (2022年9月20日 20時) (レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
ao_314(プロフ) - ヨシくんが可愛いしカッコいいしで最高です！ありがとうございます笑 (2022年9月20日 14時) (レス) @page44 id: 646af75665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2022年5月29日 21時
