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『Aー！準備できたでぇー！』
「ってあれ？ジュンギュ？起きたの？」
「お、ヨシヤぁ」
ジュンギュオッパとのんびりお話をしていると、勢いよく開いたリビングの扉。
聞こえた声に反射的にそちらへ顔を向けると、
もう鞄まで持ってるヨシくんが。
ジュンギュオッパは私の手で遊ぶのを続けたまま顔だけヨシくんの方へ向け返事をする。
｢やぁ、ジュンギュヤ、だめだよ｣
｢今日はAは俺のだよ｣
｢だってAが可愛いからぁ｣
｢なにそれ笑｣
私の手で遊ぶジュンギュオッパの様子を見たヨシくん。
少しムッとした顔してそう言った。
なんだか可愛い独占欲に笑ってしまう。
対するジュンギュオッパといえば、
特段気にする様子もなく、呑気に答えている。
悪びれる様子もなく私の手を離さないオッパ。
痺れを切らしたヨシくんは私の前まで来ると、
もう片方の手を引っ張った。
『もう、A行こ！』
『今日は俺とデートしてくれるんやろ？』
『うん、もちろん？』
不満そうなヨシくんに笑みがこぼれる。
今日はヨシくんの日。
ヨシくんのしたいこと、全部してあげるって決めてたから。
ごめんね？ジュンギュオッパ。
そんなことを思いながら、
ヨシくんに手を引いてもらってソファーから立ち上がる。
｢ごめんね、ジュンギュオッパ｣
｢今日はヨシオッパと約束があるからそろそろ行きますね？｣
｢うん、気をつけてね、A｣
掴んでいた手をぱっと離し、
私を上目遣いで見つめながらそう言ったオッパ。
しつこく引き止めることなくあっさりと手を離した。
オッパはそういう節がある。
私のことを大好きなのはきっと自惚れでもなく事実で、
それはもちろん他のメンバーもそうなんだけど、
他のメンバーと違うのはあまり執着をしない。
何事に対してもそうなんだけど私に対しても同じ。
そんなジュンギュオッパは私にとってすごく楽だ。
もちろん執着されるのが嫌だとがそういうのじゃなくて、
執着も愛の表現の一種でそれも嬉しいこと。
だけど、オッパに対してそういうことであまり気を遣わなくていいのが時に楽に感じる。
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monaka12245(プロフ) - あうさん» ありがとうございます！番外編の方も見ていただけてすごく嬉しいです！現在続編を書いているところです。1つエピソード書き終えた所で上げようと思っておりますので、読んでいただければ幸いです。 (2022年10月2日 14時) (
レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - わああとてもすきです、、、番外編もとってもよかったです泣 全然ゆっくりでも大丈夫なので、気長に更新まってます！！ (2022年10月2日 1時) (レス) id: 6ba6c9a15c (このIDを非表示/違反報告)
monaka12245(プロフ) - ao_314さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！もっと素敵にメンバー達を書けるよう頑張ります！ (2022年9月20日 20時) (レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
ao_314(プロフ) - ヨシくんが可愛いしカッコいいしで最高です！ありがとうございます笑 (2022年9月20日 14時) (レス) @page44 id: 646af75665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2022年5月29日 21時
