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え…と…な…に？
もちろん私はフリーズ。
今度こそ何が起こったのか分からなくて、マシホくんの顔が少し離れてもそのまま固まったようにマシホくんを見つめたまま。
『ふっ…、A？笑』
そう笑いながら問いかけるマシホくんの声にはっとして、今何が起こったのか頭を必死で働かせる。
『え…？今マシホくん何…』
必死で絞り出したセリフがこれしかなくて、そんな私を見て、またマシホくんは吹き出したかのように笑う。
『何って…キス？笑』
と当たり前のことかのように話す。
その言葉でやっと理解が追いついてきて。
『え！なんで！』
まだ頭が完全に働いてない私は、またこの状況にはそぐわないようなテンションでそぐわない質問を投げかける。
『なんで…、なんで、か笑』
『そうやなぁ…、あまりにもAが愛おしかったからかな』
マシホくんはまた暖かい目で私を見つめながら続けた。
『俺の知ってる愛おしいを最大限表現する方法がこれやってん』
と言いながら私の頭を優しく撫でる。
理由だけ聞くと全然納得できるとは思えないけど、マシホくんにそう言われてしまうとそうなのかもしれないとも思ってしまう。
『そういうものなの？』
と私が尋ねると
『そういうもんやで』
とマシホくん。
まぁ…マシホくんがそういうならそれでいっか。
そう思ってしまった私はもうそれ以上考えることをやめた。
『そっか』
『うん』
そこまで言うと再び沈黙が流れて、でももう怖くはなくて。
そこで、私が伝えたかったことを思い出して、どうしてもやっぱり伝えたいこと、
伝えようって決めて、マシホくんの名前を呼んだ瞬間
『マシホくん』『A』
と2人の声が重なった。
『っぷ笑そんなことある？笑』
『ほんまやで笑あんな沈黙やったのに笑』
そう言って、笑い合う。
私が合わせてきたでしょと言うと、どうやって合わせんねんってツっこんでくるマシホくん。
うん、いつものマシホくんだ。
そんな当たり前のようなことに少し安心して笑みがこぼれる。
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monaka12245(プロフ) - あうさん» ありがとうございます！番外編の方も見ていただけてすごく嬉しいです！現在続編を書いているところです。1つエピソード書き終えた所で上げようと思っておりますので、読んでいただければ幸いです。 (2022年10月2日 14時) (
レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
あう(プロフ) - わああとてもすきです、、、番外編もとってもよかったです泣 全然ゆっくりでも大丈夫なので、気長に更新まってます！！ (2022年10月2日 1時) (レス) id: 6ba6c9a15c (このIDを非表示/違反報告)
monaka12245(プロフ) - ao_314さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！もっと素敵にメンバー達を書けるよう頑張ります！ (2022年9月20日 20時) (レス) id: fcd022d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
ao_314(プロフ) - ヨシくんが可愛いしカッコいいしで最高です！ありがとうございます笑 (2022年9月20日 14時) (レス) @page44 id: 646af75665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2022年5月29日 21時
