吾輩はヌナでありヒョンである (ページ10)

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○オタクヌナ2 ページ10

『関係あります～ジフニは少女趣味って言いふらすんだから～！』

「だっ！馬鹿！や～め～ろ～」

『うわ！ちょっと痛い！女の子には優しくしてよジフニヤ～！』

「こういう時ばっか女を盾にするじゃねえ！しゃがめ！」

『もう見下ろさないから！頭グリグリしないで～！もう！ジフニの“チビ介”！…あ』

思わず日本語が出てしまった。
ジフニには通じてないだろうと思ってビクビクしているとジフニの手が止まる。
これは、やばい。

「日本語で悪口言っただろ」

どきり。
やばー、とジフニを見上げる。
ジフニさん、片眉が上がっておりますが…。

「悪口くらい感覚で分かるわアホたれ」

『やだ～～悪口なわけな…』

「…次の曲ではお前のパートを減らしてやる」

『嘘！やだやだジフニプロデューサ～』

知るか、と自室へ帰ろうとするジフンに縋るも足蹴にされる始末。
手厳しいジフニ…！

「あはは、ちゃんとジフ二ヒョンに謝るんですよヌナ～」

「2人とも夜更かしし過ぎは駄目だよ。寝るときはちゃんとベッドに入ってね」

『はぁい…』

こんな言い合いにも驚かないメンバー達は私に労いの言葉を掛けながら各々部屋へと入って行った。