ツンデレなペットを飼うことになりまして。3 (ページ7)

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何だか体がダルい

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朝起きた時点でそれは感じていた

昨日ソファで結局そのまま寝てしまい起きたのは朝の５時だった

きっとソファで寝て寝つきが悪かったのだろうと
あまり気にしていなかった

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『 …37.4℃』

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小笠原から借りた体温計で測ってみればこれ

ってゆうか体温計を常備していた事に疑問と尊敬。

｢ほら、しっかり微熱じゃんか｣

『なんかダルいなと思ってはいたけど…』

｢お前どうせ布団もかけずにソファで寝てたんだろ｣

『なんでそれを… 』

｢バカ。お前今日は帰れよ｣

『いや、まだ仕事残ってるし。
どうせあと1時間で終わるからこれだけはやらせて？
熱あるって言っても微熱だし全然平気だから』

｢なんでお前こんな時は頑固なんだよ…｣

『へへっ、小笠原みたいに要領よくないから私』

｢何だそれ。じゃぁ条件付き｣

『じょ、条件？』

｢残ってる仕事終わったらすぐ帰ることと
帰ったら即休むことと帰りは俺に送られること｣

『え、ん？最後だけよくわかんない…
それにそんなん小笠原に悪いし』

｢いいから。一人で帰らせらんねぇて。
俺今日の分はもうほとんど終わったから
お前も終わらせろよ？｣

『じゃぁ…お言葉に甘えて… 』

｢よし！偉い偉い(笑)｣

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途端に笑顔になって子どもを褒めるように
肩をポンポンと叩かれる。
帰れって言われた時は凄い真顔で言われたから
結局圧に負けちゃったけど私を思っての彼の優しさなのだろう。

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『結局定時過ぎちゃったね… 』

｢あの野郎間際になってから書類ミスしやがって｣

『しょうがないよ(笑)
そんな大したことじゃなかったし。
私も結局時間かかっちゃったし』

｢お人好し。大丈夫？｣

『うん。大丈夫だよ』

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定時までには自分の仕事を終わらせることは出来たけど
後輩の書類訂正を手伝っていたら19時を回ろうとしていた

小笠原は帰れと言っけれどそうはいかない。

エレベーターで待っていると愚痴と共に心配そうに私に問いかける彼に私は平然と応えた

社会人のいい大人が微熱ぐらいで大袈裟だと思うけど

大丈夫と言った反面、正直さっきから頭がぼーっとする。

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『ごめんね、逆方向なのに… 』

｢その言葉聞き飽きた。俺がしたくてしてんの

稜雅がいない時くらい頼ってくれてもいいだろ？｣

『本当に…ありがと』

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