thirty-five 大橋side ページ35
Aに思いを告げた。
ほんまはその気持ちを伝えて、もう体の関係はやめようって思ったけど、Aにしたいって言われると断り切ることができひんかった。
俺だってAに触れたくて仕方なかったから。Aが悪いわけやない。
今日はAと外にデートしに行く。
早めに待ち合わせ場所に行って待ってたら・・
A「お待たせ！」そういって現れたAは、初めて見た時と同じ、オシャレをしてメイクして、めちゃめちゃ可愛かった
大橋「おう///全然待ってないで！」
A「今日どこいくー？？」
大橋「めっちゃ定番で悪いんやけどさ・・水族館とかどうかな？海遊館！」
A「えっ、ちっちゃい時行って以来行ってないかもしれん、、」
大橋「マジで！？ほんなら行こ！！」
思い切ってAの手を取って握ると、Aはちょっとびっくりしてたけど、握り返してくれた
電車に乗ってる時もなるべくいろんな話をして、
大橋「結構人多いな！！」
A「ほんまやなぁ、でも和也となら楽しい！笑」
そう言って笑うAが愛おしくて愛おしくて・・
大橋「ジンベエザメでっか！！！」
A「大人になってから見てもこんなに大きいんか！！」
大橋「A！一緒に写真撮らへん？」
A「撮る撮る！！」
この時撮ったツーショットは俺の宝物。
大橋「なんか腹減ってきたなぁ〜売店とかあるかな？」
A「あるんちゃう！探してみよや」
トコトコ歩いて館内マップを探して、売店を見つけて俺の方にまたトコトコ走ってきた
大橋「Aさぁ、ペンギンみたいやな。笑」
A「はぁ！？馬鹿にしてるやろ笑」
大橋「何売ってるんかなぁ〜早よ行こ！」
Aが笑顔になるだけで俺もめっちゃ嬉しかった。
A「カレーライス美味しい？」
大橋「なんかこういう味、逆に普段は食べへんから懐かしいなぁってなる！」
A「私もお口お子ちゃまやからこういうとこのカレー好きやったなぁ笑 ラーメンも美味しいで！一口食べる？」
大橋「ええの？？」
A「もちろん！」
この時間が続けばいいんやけど
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作者名：nearly | 作成日時：2021年12月12日 9時
