twenty-eight ページ28
恭平くんが告白してくれて、すごく嬉しかった。
あのあとも気まずくならないように積極的に声をかけてくれるおかげで、職場でも普通にできてるし、とりあえず週末のお出かけも行けた。
ただ変わったのは恭平くんが帰り際に毎回
高橋「Aさん？大好きっす！じゃあまた！！」
って言ってくること。可愛い、、可愛いんだけど・・・・この好きが恋愛感情の好きかが自分でもわかってない。
今日は和也のとこにきてる
A「恋愛って何なんだろうね・・」
大橋「何やねんいきなり笑」
A「私さぁ、和也のことも好きなんだよね。」
大橋「えっ・・・」
A「でさ、今職場にアルバイトの子がいるんやけど、その子に告白されてさ、いや好きなんよ、その子も。」
大橋「あっ、おう。」
A「もうわからんくてさ。正直健全な恋愛なんて、高校生以来してないんよ。
全部和也とおんなじ。体の関係で始めちゃう。」
大橋「・・・俺もそうやで。体の関係で始めてもうて、途中で本気で好きになってもうてももう後戻りできひん。」
A「私はその本気で好きがよおわからんのよ・・・やからすぐに」
ドサッ
A「こうやって、こっちに走っちゃう・・」
大橋「その時だけは自分を見てくれると思うねんな。一人やないって思えるからな。」
A「和也・・・・私たちって一緒なんかもなぁ、やから離れられへん。」
大橋「別に離れんでええんちゃうん。俺は離れたくないんやけど・・」
A「私も、、今は和也なしの生活は、、考えられへん」
ちゅっ
A「いつもごめんな、、和也のこと利用してばっかりや」
大橋「俺かて他人の事言われへんから。お互い様やろ？
A・・・好きやで」
A「私も・・・」
行為が終わると、和也が「そういえば知ってる？」って聞いてきたから
A「ん？何の話？」
大橋「大ちゃん、真依ちゃんと別れてんで」
A「えっ、そうなん？？真依ちゃん何も言ってこおへんかった・・何でやろ」
大橋「まずは大ちゃんに聞いてみたら？」
A「まぁせやな。。連絡してみるわ」
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作者名：nearly | 作成日時：2021年12月12日 9時
