ゆらゆら (ページ19)

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nineteen　高橋side ページ19

今日もAさんとデートの日！

ひょんな会話からAさんと出かける約束を取り付けて、それ以来欠かさず毎週誘ってる。

Aさんが本当はどう思ってるんかは分からへんけど、付き合ってくれてるってことは多分俺のこと嫌いではないんやと思う。

A「いつもごめんね〜お待たせしました！」

休日のAさんの格好は控えめに言ってばりかわいい。24歳って聞いてて、俺と3歳しか変わらへんだけあって私服は普通に同世代やし、ほんまに可愛い。。

高橋「ほんじゃあ行きましょ！！」

今日はパフェでバズってるらしいカフェに行く、正直俺的には1mmも興味ない。笑

俺がカフェを選ぶ基準は一つ。Aさんに食べて欲しいものがあるところ！

俺にとってAさんは年上で、大人の女性って感じがするけど、でもカフェ巡りを始めてから、スイーツを食べるときのAさんは子供っぽくなることがわかった

そやから、そんなAさんの姿を見たくて毎週誘ってる。

高橋「今日はここっすね！だいぶ並んでますけど、、」

A「これのためにきたんだし頑張って並ぼ！」

高橋「ですね！！」

それに俺は意外とこの待ち時間が好きで、Aさんといろんな話ができるし、いつもと違って私服やからっていうのもあって、仕事じゃない話をいっぱいできるのが嬉しい

A「そういえば恭平くんって一人暮らししてんの？」

高橋「そうっすよ！」

A「学生から一人暮らしって大変よね〜ご飯とかどうしてるん？」

高橋「ほぼ買って食べてますかね笑」

A「えぇそれは良くない！！今度ご飯作って・・あ、これもセクハラだね笑」

高橋「えっ、ご飯作ってくれるんすか！めちゃくちゃ嬉しいんですけど！！」

A「本当に？こんなおばさんが作ったご飯食べたい？？笑」

高橋「いや、3歳しか変わらへんのやからおばさんやないです笑」

A「じゃあ次からは多めに作ってタッパーで持っていくよ笑」

高橋「それは申し訳ないんで自分取りに行きます！！あ、家行くのはさすがに失礼か・・」

A「いや、そっちの方が助かるかも！タッパー持ってくの重いし笑

それに会社で渡してたらそれこそ付き合ってる？ってなるから」

高橋「それもそうっすね笑」