ゆらゆら (ページ13)

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thirteen　西畑side ページ13

あの合コンを開いて以来、Aとはちょくちょく連絡をとるようになった。

それは嬉しいことやけど、俺はあの日知り合った真依ちゃんと付き合うことになった。

真依ちゃんはすごい良い子で、俺がAの事好きってバレるのが嫌で、断れへんくて、あかんって思いながら告白を受け入れてしまった。

でも真依ちゃんなら、俺も好きになれるかもって思ったのも事実で、、

それよりも最近はっすんの様子がおかしい。仕事終わりダラダラ俺たちと喋ってたのに、週に二回くらいは用事あるからって言って帰るようになった

もしかしてAと良い感じなんかなぁって思ったけど、休日に出かけてるわけではなさそうで・・

西畑「はっすん！最近すぐ帰る日あるけど、なんか新しいことでも始めたん？」

大橋「あぁ〜大ちゃん、Aから聞いてないんや笑」

西畑「え？なんで呼び捨て？もしかして付き合ってんの？」

大橋「・・・付き合ってはないで。」

西畑「付き合ってはないってなに？その前の段階的な？Aのこと好きなん？」

大橋「あぁ、、それもちょっと違うわ。」

西畑「それも違うって・・・お前まさか」

大橋「別に強引にとか無理矢理にとかそういうんじゃないで。ただお互いに都合がいいから・・」

西畑「は？お前待てや。Aになにしとんねん」

大橋「なんで大ちゃんが怒るん？大ちゃんAのなんなん？ただの幼馴染やろ？ってことはただの友達やん。とやかく言う筋合いなくない？」

西畑「・・・っ」

俺はなんも言われへんかった。俺はAの彼氏でもなんでもないし、あいつの男関係に口出す権利なんてない。

大橋「A言うてたで。大ちゃんには言わんといてって。心配するからって。大ちゃんにはなんも言わんと結構遊んでるみたいやけど」

西畑「はぁ？お前ふざけんなよ・・」

大橋「でも最近は俺に絞ってくれたみたいやわ、お互いに都合いいし楽やし、俺にとってAは・・

西畑「お前それ以上言うたら許さん」

大橋「・・・ごめんやーん、大ちゃん怒らんといて？別にAが嫌がるようなことはしてないから安心してな〜じゃお先〜」

A、、いつからそんなふうになったんや・・俺が知らん間になにがあったんや・・