思いのままに (ページ50)

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和也くんが急にお泊まり行くって言った時はびっくりしたけど、、でもちょっと嬉しかった

窮屈な毎日から連れ出してくれるような気がして、、

A「うわぁ、海やー！！！」

大橋「・・・(可愛い)、Aさん、海好きなん？」

A「私小さい頃は神戸住んでてん！やから好きやでー」

大橋「えっそうなん？ほんまに関西の人なんやなぁ」

A「高校までは神戸住んどったから生粋の関西人やで笑」

大橋「俺なぁ神戸で女の子とデートするの夢やったんよなぁ、、ジャニーズ入ったからそんなんする機会もなかったけどな笑」

A「今度私で良かったら案内するよ！まぁ案内せんでも知ってるかもしれんけど笑」

大橋「えっほんまに！じゃあそれも約束やな！」

こんな感じで車内ではずーっと話が続いて、

しかも横を見ると運転してる和也くんが、、正直ドキドキしちゃうくらいかっこいい。。

年下やのにそんなふうには見えんくらいに大人っぽく感じて、ドキドキしてまう・・和也くんに聞こえてまうんちゃうかなぁ

大橋「Aさん！着いたで！最初はここー！マザー牧場！！」

A「うわぁ初めてきた！」

大橋「俺も実は初めて来てん！下調べとナビのおかげでなんとかこれたわぁ〜笑」

A「見てみて！めっちゃ綺麗なお花！！」

大橋「ほんまや！Aさん行くで〜」

そう言って私の手をとって和也くんが走り出したからびっくりしたけど、、

大橋「Aさん！楽しい？？」

A「うん！めっちゃ楽しい！！」

大橋「良かったぁ、、最近お疲れやったからほんまやゆっくりしたいかなぁとも思ったんやけど、やっぱ出かける方が気分転換になるかなぁって」

A「ありがとね、色々考えてくれたみたいで」

大橋「まだまだ始まったばっかりやで〜そや！Aさん一緒に写真とろ？」

A「撮りたい撮りたい！！」

写真に写った自分はすごく楽しそうで、あぁこのままこの時間が終わらなかったらなぁなんて思っちゃったりして、、

それからも和也くんはたくさん調べてくれた房総半島の観光地を巡ってくれて、旅行なんて久しぶりすぎてめちゃくちゃ楽しかった

大橋「あ、そや！Aさん、今日の宿、同じ部屋やけどええやんな？」

A「・・え？ま、まじ！！？？」