舞踏会なのに相談会になってるのは何故? ページ10
フ「いや全然! 何してんだよポルトガルは…。(そしてAちゃんが鈍感すぎる…ある意味スペイン以上かな。…これはスペインがワイン飲みまくった理由に納得だわ)」
あれ、なんかフランスが呆れ顔してるけど何考えてるんだろう。私、もしかすると何か変な事言っちゃったのかな?
『…ごめん、私変なこと言ったかな…。ラテン文化はよく分からなくて…』
フ「そんなことないよ! ただ(スペインも)Aちゃんも大変だったんだなぁって。…そのポルトガルの言動が原因でスペインとの間に何もなかった?喧嘩してない?」
『実はそのこと隠してるんだ…あの時ポルさんが辛そうな表情してたのが気になっちゃってごまかしちゃったの。フランスに“ちゃんとスペインに向き合う”って言った後すぐにあれだから後ろめたくて…』
しばらくポルさんのこと考えてたんだよね。どうしてスペインに話しちゃいけなかったのか、なんであんな顔してたのか気になって…。
フ「…Aちゃんはポルトガルのことどう思ってるの?」
『どうって…友達。…だから何で辛そうな顔してたのか話してほしいし、力になりたいって思ってるよ。…でも話を聞くのが怖い。聞いたらいけない気がするの…』
フ「Aちゃん…。………。ねぇ、スペインの家で俺が言ったこと覚えてる?」
『ん〜、あの変な誤解をされたときでしょ? 正直覚えてないよ。…何って言ったの?』
フ「ほらスペインのこと“アニメでは1番好きなキャラだけど恋愛対象かと言われると分かんない”って言ってたじゃない?」
『あ〜言ってたね。思い出したかも』
フ「じゃあその後俺が“じゃあお兄さんにもチャンスはあるのかな?”って言ったのは?」
『確か、私その時“無くはないんじゃない?わからないけど”って言ったんだよね』
スペインは隣で不思議そうな呆れたような顔をしてたっけ…。っていうか今思うとフラグでしかなかったよね。しかも何か自分で変な仮説すら立ててた気がする…。何やってんだ私()。
フ「実はアレ、冗談なんかじゃなくて本気だって言ったら…?」
『えっ? 何言ってるの…』
フ「まぁ相談乗ったりアドバイスなんて敵に塩を送るようなことしちゃったけどさ。ヘアメイクはともかく、会場までのエスコートなんて普段の俺ならしないよ。…Aちゃんだからしたんだ。踊ってる今も虎視眈々と狙ってたり……ね？」
グイっと顔が近付いた。間近で見るフランスの表情は真剣で…。
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偉大なるベンザ様(プロフ) - 1から一気読みしちゃいましたw、この小説今まで読んだ中で一番好きです！！！！体調に気をつけて更新頑張ってくださいね！ (2022年9月15日 19時) (
レス) @page6 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
さばまる(プロフ) - 少し前に見つけたのですが面白くて読み切っちゃいました💦続き頑張ってください！ (2022年9月9日 12時) (レス) id: 96293b007d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ａｍｉｅ | 作成日時：2022年8月31日 23時
