各国の料理を味わおう ページ5
会場に入った私たちはまず料理を食べることにした。世界中の料理が集結していて、食べ放題も同然の状態は最高だよね。せっかくの機会だし、色んな料理を少しずついただくとしますか♪
何から食べようか迷っているとポルさんが料理片手に歩いてきた。
ポル「A、これ俺んちの国民的ファストフードなんやけど食べてみ?」
『へぇ〜いただきます!……私これ好き!』
ポル「気に入ってもらえてよかったわぁ…今度食べに来てや、いくらでも作ったるで」
パンの中には豚肉が挟んであったこの料理、ビファナって言うらしい。牛肉じゃないんだって突っ込みは出てこない。だって味が日本料理でも馴染みある生姜焼きみたいだったから!…つまり生姜焼きサンd…いや、これはハンバーガーです()
『豚肉のハンバーガー、初めて食べたけど違和感ないし日本人は好きな味かも』
ア「ハンバーガーだって?!俺にも1つくれないかい?」
流石アメリカ…ハンバーガーに目がないね。ていうか久々の再会がこれでいいの?
ア「ごちそうさまでした!!いやぁポルトガル、君のところのハンバーガーも美味しいじゃないか!」
ポル「おおきに。まだ仰山あるし食べってってな〜」
ア「Thank you!! 俺が持ってきたケーキもぜひ食べてくれ!」
『待って嫌な予感がする…。まさかとは思うけど、アレ…?』
ポル「あれはなかなか……」
カラフルな蛍光色のケーキがテーブルの上に…高さと色と言い存在感が…。
イギ「アメリカ…お前またあんなケーキを作ってきたのか」
『そういうイギリスは何持ってきたの?』
イギ「決まってるだろ、スコーンだ!!」
お皿の上には黒ずみ…やっぱりか。ブレないなぁ味音痴兄弟…。
フ「2人とも相変わらず作る料理が酷い! 食材の無駄遣い!食への冒涜だよこれは!」
『まぁまぁ…。フランスの料理はどんなの? やっぱりフルコースなの?』
フ「当然さ! 洗練されたフルコースをご堪能あれ!」
美食家なだけあって流石すぎる。この際、、高級フレンチを堪能させてもらおう。
イタ「あ、Aちゃん発見であります! パスタ食べる? 俺、色んなパスタ茹でてきたんだ〜!」
ロマ「あぁ? ピッツァもあるぞ、この野郎」
マカロニ兄弟もブレないなぁ…。けどこういうの良いよね。異食文化が集う機会だからこそって感じ。
『ポルさん、私すごく楽しい…! またみんなに会えたんだもん♪』
ポル「ん、良かったなぁ…けどお楽しみはこれからやで?」
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偉大なるベンザ様(プロフ) - 1から一気読みしちゃいましたw、この小説今まで読んだ中で一番好きです!!!!体調に気をつけて更新頑張ってくださいね! (2022年9月15日 19時) (レス) @page6 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
さばまる(プロフ) - 少し前に見つけたのですが面白くて読み切っちゃいました💦続き頑張ってください! (2022年9月9日 12時) (レス) id: 96293b007d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Amie | 作成日時:2022年8月31日 23時