観光が終わって・・・ ページ31
ス「あ、言うの忘れとったんやけど、明日世界会議あんねん!
朝早うに家でなあかんから、Aが起きたとき俺おらんと思うわ」
『分かった〜。寝坊しないようにね(笑)』
本当は起きて見送りたいけど、今日は歩き回ったせいで疲れちゃったのと若干筋肉痛。
個人的に特に用はないからゆっくり休ませてもらいたい。
ス「ほなロマーノをベッドに寝かせてくるわ」
『お願いね。あ、夜ご飯どうする?』
ス「せやなぁ…手軽に食べれそうなものでええんやけど…」
『スープとパンとか? 朝ごはんみたいになるけど、それならすぐできるよ』
ス「そうしよか。悪いけど準備お願いしてもええ?」
『もちろん!』
と!!いうわけで、トーニョはロマーノの部屋へ、私はキッチンへと向かった。
さて、何のスープにしようか…パンに合わせるならポタージュみたいなものがいいかも。
『そういえば前、飲むサラダって呼ばれる冷製スープの話をトーニョから聞いたっけ…。
確か作り方がレシピに……あ、あった!』
私がこの次元に来たての頃、スペイン料理沢山振る舞ったるわ!ってはりきったトーニョがレシピ本を買った。もちろん私もスペイン料理を作れるようになりたかったし、知りたいと思った。
以降私がご飯を作るときは、レシピを見ながらだったりトーニョに横で教えてくれる。
『レシピを見るに、食パンをスープに入れるらしい。
飲むサラダって呼ばれてるってことは、これ1品だけで主食・副菜・汁物が完成する…?』
素晴らしいね! 和食だとこうはいかないだろうから重宝すべき料理じゃん。
ス「何作っとるん?…あ、サルモレホやん!」
『そう! もうすぐできるから待ってて……//』
ロマーノを寝かせたついでにシャワー浴びてきたらしく、トーニョの髪は濡れている。
『…せめてシャツは着てよ』
ス「ええやん別に(笑) …俺今暑いんやけど?」
後ろから抱き着かれ、感じるトーニョの体温は確かにいつもより温かい。
『…っそうかもしれないけど、その恰好でご飯食べるのはマナー違反だから!//』
日本だと絶対に考えられないからね! あと目のやり場に困るし…///
ス「寝るときは多分脱いどると思うんやけど…」
『寝るときはいいから食事中はちゃんと服を着て!!』
いつもより色気があって心臓に悪いのよ…私のためにも服を着てほしい。
渋々服を着に行くトーニョを背に思う。
時折見せるトーニョの男としての雰囲気には慣る気がしない…と。
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偉大なるベンザ様(プロフ) - 1から一気読みしちゃいましたw、この小説今まで読んだ中で一番好きです！！！！体調に気をつけて更新頑張ってくださいね！ (2022年9月15日 19時) (
レス) @page6 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
さばまる(プロフ) - 少し前に見つけたのですが面白くて読み切っちゃいました💦続き頑張ってください！ (2022年9月9日 12時) (レス) id: 96293b007d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ａｍｉｅ | 作成日時：2022年8月31日 23時
