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バルセロナ観光1 ページ29

ス「ここがサグラダファミリアや! まだまだ作ってんやで〜!」

『高っ!』

ロマ「天辺が見えねーな…」

 外観は大分できてるけど、これでまだ途中とか…どれだけ長いことかけて作る気なんだろ…。

 お城みたいな見た目してるけど、大聖堂何だっけ…。

ス「地価は博物館になっとって、サグラダファミリアの歴史知ることができんで?」

『行ってみたい!!』

ス「きっとAならそう言う思って入場券は購入済みやで〜」

 ドヤ顔するトーニョ。流石…! こういう気遣いできるところも好きなんだよね〜。



 サグラダファミリアから出て、次に来たのは住宅地みたいな場所。

『えーっと…住宅地っぽいけど、何か違うような…』

ス「まぁあながち間違っとらんな〜。グエル公園って言うんやけど、元は分譲住宅予定して建造されてたんや。市に公園として寄付されたんやで〜。あと世界遺産にもなっとるよ」

ロマ「ちぎっ! あそこ何かいるぞコノヤロー…!」

 ロマーノが指さす先には階段があり、手摺りにまたがるようにしているのは…

『…タイルでできたトカゲ?』

ス「あーここの目玉スポットやで!」

『へぇ〜。あ、あの家の屋根、生クリームがかかってるみたい!』

 角だった生クリームの先にチョコが乗ってるようにも見える!

ス「お菓子の家みたいやろ?
実はな、この公園自体が童話の世界やって言われとるくらいなんやで」

 なんてメルヘンな…。

 歩き回っていて思ったんだけど、色彩が豊かなんだよね〜。

 所々に置いてあるベンチは波みたいな曲線を描いてるし…、流石芸術の街って感じ.




 グエル公園を出て歩いていると、誰かのお腹が鳴った。

ロマ「」…俺様は旗減ったぞ…スペイン、飯」

ス「ほなこの通りにあるカフェにでも入ろか」

 ご飯を食べながらトーニョにこの場所について色々聞いた。

 今いるこの通りはランブラス通りと言って、1.2km程の並木道らしい。

ス「色んな店を始めに劇場もあんねんで! あと大道芸人とか絵描きとかも居るなぁ」

『そうなんだ〜なんか歩いてるだけで楽しそうだね!』

 食べ終わったらゆっくり散策しようっと。



 カフェを出て賑やかな通りを歩く。すると前を歩いていた人達が急に両脇のどちらかに向かって歩きだした。

『あれ? 真ん中に像がある…。何だろう…』

ス「あ、それは像やなくてたぶん…『うわっ動いた?! え、なにこれっ!!?』…大道芸人や」

 

バルセロナ観光2→←朝の目覚めは・・・



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設定タグ:ヘタリア , スペイン , 異次元トリップ   
作品ジャンル:恋愛
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偉大なるベンザ様(プロフ) - 1から一気読みしちゃいましたw、この小説今まで読んだ中で一番好きです!!!!体調に気をつけて更新頑張ってくださいね! (2022年9月15日 19時) (レス) @page6 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
さばまる(プロフ) - 少し前に見つけたのですが面白くて読み切っちゃいました💦続き頑張ってください! (2022年9月9日 12時) (レス) id: 96293b007d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Amie | 作成日時:2022年8月31日 23時

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