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『今朝さ、ロマーノに頭突きで起こすぞって脅された…はぁ、小さいときはトーニョにしかしなかったのにな……』
ア「そんな事言って、どうせすぐ起きなかったからなだけだろ? 年下に起こされてだらしねぇなぁ」
『朝は苦手なんだからしょうがないじゃん。…トーニョはすごいよ。毎朝早起きでご飯作ってくれてるの、本当にありがたい』
フ「へぇ〜あのトーニョがね……」
『え、何その含みのある言い方! あのってどの?』
フ「そりゃあ高校時代は遅刻常習犯だった、だよ。よく教室からモーニングコールしてやったの」
ポル「加えて午後の授業は"シエスタの時間やわ〜”て生徒にも教師にも宣言して堂々と寝よって…。あれには先生たち怒り通り越して呆れとったったわ……」
ア「何故か成績はいつも上位に入ってたもんな…ムカつくけど要領のいい奴だよ」
『…そうだったんだ。今のトーニョからは想像できないや(笑)』
フ「変わったね〜…これもAちゃんのお陰かな?」
『私?特に何もしてないんだけど…』
ア「そんなんお前が気に病むことじゃねーよ」
ポル「せやで、結果的に良かったやんか。それにあいつのことや、世話焼きっちゅーか親分気質なもんやからAを支えたいんとちゃう?」
フ「そうそう!トーニョは尽くされるより尽くしたいタイプだって!愛されてるね♡」
『っいつもこうなる…////ちょっとフランシスやめてよ//』
ポル「A、俺と付き合うたら朝ゆっくり寝れんで」
『そのまま1日中ぐうたら過ごしちゃいそうだね』
ポル「ええやん別に、俺とゆったり過ごそうや〜」
『丁重にお断りします〜。毎回断ってるのに懲りないね(笑)』
ポル「Aのこと諦められへんのやもん。何回でも口説くで」
ト「へぇ〜やったら何回でも阻止したるわ」
『あ、おかえりトーニョ』
ポル「あ〜また邪魔が入ってもうた…残念やわ。ほなA、またデートしよな〜」
『デートは1度もした覚えないけどバイバ〜イ』
ロマ「だいぶあしらうの上手くなったじゃねぇか」
ト「おかえりロマ!!」
『おかえりなさい。3人揃ったところで仲良く家に入るとしようか(笑)』
『あーっ!また茶葉買うの忘れた…』
ロマ「またかよ…いつものお茶会か?」
『その通り…流されるがままお茶に満足して帰って来ちゃった…』
ト「そう気ぃ落とさんと。俺が今コーヒー入れたるから…インスタントしかあらへんけど!!」
『一般家庭で豆から挽いてたら逆にすごいよ…』
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偉大なるベンザ様(プロフ) - 1から一気読みしちゃいましたw、この小説今まで読んだ中で一番好きです!!!!体調に気をつけて更新頑張ってくださいね! (2022年9月15日 19時) (レス) @page6 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
さばまる(プロフ) - 少し前に見つけたのですが面白くて読み切っちゃいました💦続き頑張ってください! (2022年9月9日 12時) (レス) id: 96293b007d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Amie | 作成日時:2022年8月31日 23時