帰宅後 ページ20
舞踏会が終わり、私たちはそれぞれ帰路へ着いた。
ス「そういやロマーノ、お前いつになったら元に戻るん?」
『イギリスは舞踏会が終わる頃にはって言ってたけど…そんな気配無いね』
ロマ「…まぁ俺としてはこのままでも良いけどな」
ス「そうなん? でも親分なんか寂しいわ〜」
『私もちょっと寂しいかも。まだちびロマーノと遊びたいな〜』
ロマ「2人して子離れできてない親みたいこと言ってんじゃねーよ。誰だっていつかはおとなになるんだからよ」
ス「『でもそれは今じゃないと思う/やないやろ』
でも未だに戻る気配がない…まさかとは思うけど、イギリス唱えた呪文間違えたとか魔法に失敗してずっとこのまま…なんてことないよね?
『取り敢えず着替える時はトーニョの服を着るしかないね。他に男性ものないし』
ス「せやなぁ…後で持ってったるから先お風呂行ってまい」
ロマ「なんでスペインの野郎の服着なきゃいけないんだよ……」
ぶつぶつ文句を言う割には素直にお風呂場に行くんだ…。まぁしょうがないよね、もう10時過ぎてるからどこもお店やってないんだもん。
『さてと、私も部屋に戻って部屋着に着替えなきゃな〜。もったいない気もするけど』
ス「なぁなぁ、着替える前にもうちょい写真撮らへん? 帰る前に日本にカメラ借りてん!」
『いいね〜撮ろう!』
ツーショットを撮ったり互いを撮り合ったりと、とにかく沢山撮った。…どの写真を見ても幸せそうに笑ってる。こんな風に笑えるのはトーニョのお陰だ。
ス「ん? 急にどうしたんA…」
『……何か色々込み上げてきて抱き着きたくなっただけ…////』
ス「そうなん…? でも俺はこれだけやと足りひんわ…」
『んっ…////』
顎を掴まれて逃げられないまま深くなっていくキス。さっきは私のペースで良いって言ってたのに応える間もなくトーニョのペースに持っていかれてしまう。
ス「…っはぁ…Aの全部、俺に委ねたってや…」
止まることを知らないキスの嵐。もしかしてこのまま…っ?!!//////
ロマ「おーいスペインー、Aでも良いけど次入るなら……?!/// お、俺は何も見てねーからな!! 勝手にやってろ…こんちくしょーめ!!////」
ス「ちょ、ロマーノ?!…いきなりドア開けんとノックせんから…」
……ばっちり見てた反応だよねあれ…恥ずかしっ////
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偉大なるベンザ様(プロフ) - 1から一気読みしちゃいましたw、この小説今まで読んだ中で一番好きです!!!!体調に気をつけて更新頑張ってくださいね! (2022年9月15日 19時) (レス) @page6 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
さばまる(プロフ) - 少し前に見つけたのですが面白くて読み切っちゃいました💦続き頑張ってください! (2022年9月9日 12時) (レス) id: 96293b007d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Amie | 作成日時:2022年8月31日 23時