検索窓
今日:24 hit、昨日:14 hit、合計:4,833 hit

デレーノ(勝手に命名)可愛いなぁ ページ11

ロマ「おいA、笑顔が黒いぞ。ベッラにはそんな笑顔似合わねーよ」

 そう言うとロマーノは小さな花を差し出してくれた。流石ラテン男子!

『カスミソウだ…! どうしたの、これ?』

ロマ「庭に咲いてたやつ摘んできた。あ、もちろん許可は取ったからな!」

ス「庭師のおっちゃんにな“気持ちを伝えたい奴がいるから1本摘んでいいか?”って聞いとったよ」

ロマ「あぁぁスペインコノヤロー、バラすんじゃねぇよ!!」

フ「え〜何なに〜? ロマーノったら〜!!」

イギ「おい髭、お前カスミソウの花言葉を知らねぇのかよ。お前が思ってるような意味じゃねえよ」

『花言葉…? ロマーノってロマンチストだね』

ロマ「べ、別に花を使うのはイタリア男子として普通だろ」

ス「それで? カスミソウの花言葉って何なん?」

 するとロマーノは俯いちゃった。覗き込むと少し顔を赤くしてる。え、でも告白系じゃないよね?! じゃあなんで…?あ…そう言えば(ちび)ロマーノが赤面するシーンアニメであったな〜。確かあの時は………。


ロマ「…がとな」

『何? よく聞こえなかったからもう1回言ってくれる?』

ロマ「ぁ、ありがとなって言ったんだよコノヤロー!! Aのおかげで俺は今大人の姿で参加できてるし、掃除のやり方も教えてくれたからな!! 他にも色々世話してくれてるから、ほんの気持ちだ! 受け取れコノヤロー!!」

 …すごい早口でまくし立てるかのように言ってどこかに行っちゃった…。ロマーノがデレた…。

『何それ…可愛いことするなぁ笑 でもどうしよう。これ持ったままだと踊れないし…』

ス「せやったら髪飾りにして頭に付けとけばええやん」

 そう言ってスペインは私の髪の毛にカスミソウを差してくれた。その後目線を合わせて「うん、似合ってんで! 可愛ええなぁ」なんて言って微笑むから……/// 単純すぎるけど、やっぱり嬉しい。

ポル「………」

イギ「おい、ポルトガルどこ行くんだよ? そろそろ曲が終わるぜ。…次にAと踊るのお前だろ?」

ポル「ん〜まぁどこか適当。すぐ戻るし心配せんといてや〜」

 その後ろ姿は何故か哀愁が漂っている様な気がした。

最後の最後まで…→←舞踏会なのに相談会になってるのは何故?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア , スペイン , 異次元トリップ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

偉大なるベンザ様(プロフ) - 1から一気読みしちゃいましたw、この小説今まで読んだ中で一番好きです!!!!体調に気をつけて更新頑張ってくださいね! (2022年9月15日 19時) (レス) @page6 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
さばまる(プロフ) - 少し前に見つけたのですが面白くて読み切っちゃいました💦続き頑張ってください! (2022年9月9日 12時) (レス) id: 96293b007d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Amie | 作成日時:2022年8月31日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。