16. ページ17
A『なぁ、待って、なぁってば！！』
ドンッ
A『ったー、急に止まらんといてよ！！』
待ってって言うから止まったのに、急に止まってしまった俺にAちゃんは勢いよくぶつかった。
ほっぺたを膨らまして怒るそんな姿も愛おしいと思うようになった。
気づいたらAちゃんのことをまた抱きしめていた。
さっきみたいに俺から離れようとしたけど俺の力に敵うはずなかった。
剛典「ごめん。このまま、このままちょっと聞いて？俺さ、さっきのホテルでの事も今のこの状態もただのファンサだと思ってないよ？こんな、おっさんから言われたらキモいって思うかもだけど俺さ本気でAちゃんに惚れたみたいなんだ。だから、」
A『あかんやろ。これ以上言ったらあかん。気持ちは嬉しい。でも私は高校生って何回も言ってるやん??』
そう言う彼女の目には涙がたくさん溜まっていた。
A『やっぱり帰るな。あんま遅なってもあかんし。今日1日夢見たいやった。ありがとう。』
剛典「だからっ！ファンサなんか思ってないって!!!!」
A『やから、高校生やねんって!!!!』
初めて彼女の怒鳴り声を聞いた。それと同時に初めて彼女の涙を見た。
A『気持ちは嬉しいよ。ほんまに嬉しい。でもな、うち高校生やねん。なんで、高校生なんやろ。もっと早く生まれとけばよかったのにな。もっと早く生まれてたらっこんなっぐっす辛いっ思い…』
彼女が言い終わる前に俺はもう一度抱きしめた。
剛典「年齢なんて関係ない。好き同士なのになんで付き合えないの？周り見ればそんな人居るよ？」
A『居るよ！！でも、あんたの職業は？恋愛で周り見られへんくなる人は好きじゃない。これからはアーティストとファン、昨日と同じ日常になるねん。』
そう言ってAちゃんは帰ろうとした。
でも、俺は今ここでAちゃんを失っては行けないってなんでか分からなかったけどそう感じて、隣の空き会議室に連れてった。
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結 - こんにちは(*^^*) 物語一気に読んじゃいました。 終わり方が気になるのですが...。 パート2とかに続くんですかね？ 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) 本当は物語読んですぐに書くつもりが書き忘れたままに なってしまって...。 (2020年6月5日 13時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 23.のここの部分 ってNAOTOさんにつっこまれた。だってねぇ?彼女が今日居るのに場所教えてくれないってくれないって気になって気になって仕方ないじゃん? これ正しくは教えてくれないってではないんでしょうか？ (2020年6月5日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 萌音の味方だよ。そう言ってくれて涙が出そうだった。 これ名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2020年6月5日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 22.のここの部分 昨日の出来事を一通り話した。帆夏は私にとって本当に大切な友達で本当に信用できる友達だから。最初はとてもビックリしてたけど、話してくれてありがとう。何があっても (2020年6月5日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 何度も続けてのコメントですみません。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんのLIVE仲間のお名前帆夏これ何と読むのでしょうか？ (2020年6月4日 23時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2019年11月17日 10時
