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公式練習が始まるころ、
美香さんとおじいちゃんがアリーナに到着した。
翻訳アプリを使ってどうにか会話が出来ているようだ。
美香さんの席の後ろの方に、数人日本人がいた。
う〜ん、美香さんを見ながら耳触るサイン出来ないなぁ・・・。
仕方なく、美香さんに背をむけて両耳を掴んで引っ張ってみた。
間を開けて振り向くと、美香さんが小さく手を振ってる。
その横でおじいちゃんが、両耳を引っ張って変顔してくる。
おじいちゃんの変顔に吹き出す。美香さんがサインの話したのかな？
隣にいたロッシが「おじいちゃん何してんだ？」と不思議そうにしてる。
サーブ練習になったら、マルーフに声をかけられた
マルーフ「コンディション良さそうだな。今日は俺がユーキをMVPにしてやるからな。いい所見せろよ。」
「任せて！」
俺を中心にしたトスワーク。
面白いようにスパイクが決まる
サービスエースも取れた
試合は３−１で勝ち、俺はＭＶＰを取った。
マルーフ「誕生日プレゼント。でもトスに応えたユーキの力だ」
マルーフにハグされ、ＭＶＰインタビューに送り出された。
試合後のファンサの時間。
日本人のファンの人や、地元のファンの人に順番に対応して、合間に美香さんをチラッと見たら、おじいちゃんとなにか話しているようだった。
人もまばらになったころ、おじいちゃんに連れられて美香さんがコートまで来た。
おじいちゃん「ユーキ！私たちとも一緒に写真を撮ってくれ！」とウインク。
「もちろん」
俺を真ん中にして、左側に美香さん、右側におじいちゃん。
3人で写真を撮って、おじいちゃんと握手。
おじいちゃん「(あとは任せておけ)」
小声で言って、サムズアップ(笑)
「おねがいします」ウインクして返した。
おじいちゃんに促されて、美香さんとも握手。
『お疲れ様。ＭＶＰおめでとう』
「ありがとう」
美香さんの顔が赤くてかわいい。
名残惜しいけど、手を離した。
美香さんはおじいちゃんと先にアリーナを出た。
ファンサが全部終わって、諸々終わらせてアリーナを出たら、日本人のファンの人がまだ外に残ってた。
美香さんをおじいちゃんに頼んでおいて良かった・・・。
ファンの人にはふんわり挨拶して、チームメイトの車で帰宅した。
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Kayokoyuki(プロフ) - このお話も好きすぎますハート 更新楽しみに待ってます！ (2021年7月21日 2時) (
レス) id: 2c9453d333 (このIDを非表示/違反報告)
Meets(プロフ) - M-Y8-14さん» ありがとうございます〜。今回は50話以内に終わらせるつもりです！どうぞお付き合いくださいませ！ (2021年1月24日 22時) (レス) id: 97abf42110 (このIDを非表示/違反報告)
M-Y8-14(プロフ) - Meetsさんお帰りなさい★待ってました。また楽しませて頂きます♪ (2021年1月24日 21時) (レス) id: b8eee20f7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meets | 作成日時：2021年1月24日 1時
