キャプテンの恋人【３】

１０３ ページ3

石川これ、マサさん?
関田そうだよ
石川今一緒にいるんですか?
関田うん
石川自分も行きたいっす!


関田「祐希が来たいって言ってるけど(笑)」

『呼んでよ！私も話したい！』


関田が店の場所を教えると

石川すぐ行きます!

って返事が来た





３０分後くらいに祐希が来た



石川「マサさんお久しぶりです！」

「おぅ。」

石川「あれ、これ、合コン・・・？え？あ、夏子さん・・・。え？ダブルデート？っすか？」

「まぁ、そんなもんだけど、デートってほどでもないよ」

関田「今日はマサさんの内定のお祝い」

石川「内定？」

「卒業したらサンバーズに入る」

石川「Ｖリーグ行くんですね・・・」ってチラチラ里美の方を見てるし

「あぁ、里美ね」と里美を指さす

『指ささない。里美です！試合会場では見たことあるけど、お話しするのは初めてね！よろしくね！』

石川「よろしくお願いします・・・」って顔赤くして、シャイボーイか！

関田「マサさんの最愛の彼女ね(笑)」

『関田の最愛の彼女だって隣にいるでしょ』

関田が 鼻で笑うと

夏子「素直に認めろよ〜」って関田のほっぺをつねる

関田「はいはい認める認める」

石川「夏子さんも里美さんも写真で見るよりキレイですね。」

『写真見たことあるの？』

石川「マサさんもセキさんも、合宿の自由時間とか良くスマホで写真見てたから、見せてもらったことあります」

あ、バラしてんじゃねぇー！

夏子「ほぅ。そんなに寂しかったのか〜い？」関田の顎を掴んでる(笑)

関田「祐希・・・！」

石川「やっべ・・・」目をそらす

『ねぇ、石川君は彼女いないの？』

石川「自分は、いないです・・・」

『え〜、こんなにイケメンなのに〜』

石川「そんな、マサさんの方がかっこいいです」

『マサもかっこいいけどさ、石川君はタイプの違うかわいさがあるよね』

夏子「そうですよね〜」

「今度イタリア行くんだろ？イタリア人と付き合ったりして」

関田「いいじゃん、金髪のおねぇさんとか」

石川「いやー。そもそも言葉分からないし」

「勉強してないの？」

石川「本は買ったんですけど、読むと寝ちゃうんです」

『でも全然焦ってないんだね』

石川「まぁ、行ったらどうにかなるかと思って」

夏子「大物感出すね！」

１０４→←１０２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す