３６ 恋人side ページ36
兄｢このイケメン誰？彼氏なのか？！｣
『えっ、なに？なんで怒ってんの？！』
兄｢彼氏なのか？｣
『うるさい！』
スマホを奪い返して、ダッシュで自室に逃げる。
兄「あ！待て！まだ話は終わってない！」
お兄ちゃんが追ってきたけど、ギリギリ自室に入ってカギを閉めれた。ふぅ。
兄「おい！彼氏なのか！どうなんだ！」
ドアの前で叫ばれてる〜〜
『お兄ちゃんに関係ない！』
兄「俺が見極めてやる！」
『口出ししないで！』
母「なんなの帰ってくるなり喧嘩？」
兄「里美が、男と一緒に写真撮ってるから、彼氏なのか聞いてるだけ」
母「柳田君でしょ？」
兄「知ってんの？」
母「クリスマスにうちに来たのよ」
『お母さん！余計なこと言わないで！』
兄「は？それ、付き合ってるってこと？」
母「さぁ？(笑)」
父「なんだよー。うるさいなぁ。・・・優帰ってたのか。おかえり」
兄「あぁ、ただいま。」父「お母さん、お雑煮〜」
母「はいはい。ほら、優もお雑煮食べましょ。里美は？」
『まだお腹すいてない。あとで食べる』
兄「里美！後で答えろよ！」
やっとお兄ちゃんがドアの前からいなくなった。ふぅ。
ーーリビングーー
兄「その、何とか君うちに来たってなに？なんで？」
父「柳田君？」
兄「それ」
父「クリスマスにさ、学校帰りの二人がいたから、お父さんが連れてきたんだよ」
兄「は？なんで父さんが？」
父「里美が、アナリストみたいなの始めてから、試合を録画してくるようになって、試合のビデオをDVDにしてあげてるから、いつも試合のビデオ見ててさ、柳田君のサーブがすごいんだよね〜。アタックも〜。んで、お父さんが柳田君と話してみたくて、ばったり会ったから連れてきちゃった」
兄「来ちゃったじゃねーよ」
父「あ、見る？ビデオ」
兄「へたくそだったら、絶対認めないから」
・・・・
兄「ふぅん。まぁ、高2にしては・・・。」
父「な、いいでしょ柳田君。エースでキャプテン！アウトサイドなんとか！優と一緒！」
母「ちゃんと挨拶もできるし、お父さんの話にも付き合ってくれるし、イイ子だったわ〜」
兄「直接会ってみるまでは、俺は認めないから」
父「なんなの。認めるって何を？」
兄「里美の彼氏として認めないって言ってんの！」
父「えっ彼氏なの？！」
母・兄「・・・」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 379人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Meets(プロフ) - みかさん» わ〜！ありがとうございます！嬉しいです♪頑張ります！！ (2019年12月14日 23時) (
レス) id: 8183e20615 (このIDを非表示/違反報告)
みか - めっちゃ好きです (2019年12月14日 22時) (レス) id: 0541ecb78d (このIDを非表示/違反報告)
Meets(プロフ) - yumi06300658さん» ありがとうございます！だんだんストックが無くなってきたので焦ってますが、がんばって更新します！ (2019年12月2日 8時) (レス) id: 8cd8e59c32 (このIDを非表示/違反報告)
yumi06300658(プロフ) - こんにちは、素敵なお話で続きを楽しみにしてます。 (2019年12月2日 8時) (レス) id: 127c71edcd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Meets | 作成日時：2019年11月27日 23時
