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2人で部室を出て、里美が鍵を閉めてる時、先輩が他の女と腕組んで歩いてるのが見えた。
俺は立ち位置を変えて、里美から先輩が見えないように壁になる。
『何してんの？』
｢別に。｣
『ん？』里美がひょこっと俺の横に顔を出す。
｢おわっ！｣里美の顔の前にカバンを出して、見えないようにしてみたが、時すでに遅し。
里美は一瞬固まってから、
『お気づかいありがとう。でも大丈夫。なんとなく気づいてたんだ。他の女の子の気配。』
泣きそうな顔で笑ってみせる里美。
俺はまた里美を胸に抱き寄せて、
｢無理すんな。いつでも慰めてやるよ｣
『ありがと！マサはいい男だね〜』ってゆっくり俺から離れる。
｢知らなかった？｣
『今気づいた』いつもの笑顔になってきた
｢よし。帰ろ。｣
『うん。』
自販機で缶ジュースを買って、里美に渡す
｢ブスだから、冷やせ｣
『はっ！やば！ブスだった！』
ハンカチで缶ジュースを包んで目元に当てる里美。
『今、小銭ないから、明日返すね』
｢いらねーわ。かわいそうな里美に奢ってやる｣
『かわいそう言うな！もう、明日にはいつもの私になってるから！』
｢明日、三送会だけど大丈夫か？｣
『うっ。大丈夫だし。とびきりカワイイ笑顔で見送って、後悔させてやりましょう！』
おどけてみせる里美
余計なこと言って、また無理に笑わせたと後悔
｢うん。そうだな。里美はいい女だよ。｣
『知らなかった？』
｢、、、。知ってたよ。｣真っ直ぐに里美を見ながら言うと
『えっ！あ、そうでしょ？滲み出ちゃうよね』
ちょっと照れたのを誤魔化す里美がカワイイ。
里美の家の前
『ありがと。ホントに。もう泣かないから。』
｢まぁ、無理すんなよ。泣きたい時は慰めてやるから。明日の三送会も無理に参加しなくて良いから。｣
『うん、、でもほかの先輩たちに挨拶したいし。』
｢わかった。じゃ、、俺の横にいろよ。｣
『フフっ。ありがと。プリンス！』
｢ッ。マジで。ふざけんな。そのまま明日もブスでいろ！じゃーな！｣
『ありがとねー！バイバイ！』
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Meets(プロフ) - みかさん» わ〜！ありがとうございます！嬉しいです♪頑張ります！！ (2019年12月14日 23時) (
レス) id: 8183e20615 (このIDを非表示/違反報告)
みか - めっちゃ好きです (2019年12月14日 22時) (レス) id: 0541ecb78d (このIDを非表示/違反報告)
Meets(プロフ) - yumi06300658さん» ありがとうございます！だんだんストックが無くなってきたので焦ってますが、がんばって更新します！ (2019年12月2日 8時) (レス) id: 8cd8e59c32 (このIDを非表示/違反報告)
yumi06300658(プロフ) - こんにちは、素敵なお話で続きを楽しみにしてます。 (2019年12月2日 8時) (レス) id: 127c71edcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meets | 作成日時：2019年11月27日 23時
