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A「この前言ってくれたことのお返事なんだけど..」
山田「あ、..うん」
A「私、山田くんのこと 素敵だと思ってるし、すごい子だなぁっていつも思ってるの。いろんなことできるし、気も利くし」
A「きっと山田くんと付き合ったら、いつも助けてくれるんだろうなって思う。山田くんは、好きな人というより、憧れの人なんだよね..だから、..ごめんなさい。もし付き合っても私、たくさん迷惑かけることになるのが想像つくし」
山田「..俺、むしろAちゃんに迷惑かけられたいくらいよ?」
A「っ.....でも、私、一人でちゃんと考えていかないといけないって、思って..」
A「だから、就職先も、自分でちゃんと考えて決めようって思ってる」
山田「....そっか。」
苦しいけど、
多分私はこうでもしないとちゃんとした人になれない気がして
山田「やっぱ、大ちゃんにはかなわねーかぁ」
電話越しに、ははっと笑う
A「...いや、そういうことではないんだけど、.....ん..」
山田「どした?」
A「いや、その...今電話が来てて..」
山田「もしかして、..大ちゃんから?」
A「あ、いや、、うんそうなのどうしよう」
山田「出てあげなよ」
A「...」
山田「大丈夫だから」
コンクールの日、先に山田くんが帰ったときと同じトーンで言う
A「...ごめん」
スマホを耳から離す
大ちゃんにも伝えないといけないことがたくさんある
山田くんとの電話の緊張そのままに、大ちゃんからの電話に出た
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mika(プロフ) - 有岡大貴さん» 有岡さん(о´∀`о)コメントありがとうございます!期待に添えるお話の書けるように頑張ります! (2018年4月23日 17時) (レス) id: f53b9b9cc3 (このIDを非表示/違反報告)
有岡大貴 - おもしろいですよ!続きが気になります(^_-)-☆ (2018年4月23日 17時) (レス) id: 62b049ed6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mika | 作成日時:2018年4月12日 23時