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朝早い時間
山田くんと駅で待ち合わせする
この時間帯はもう、夏の暑さは感じないなぁ、
黒い薄手のMA-1をTシャツの上から羽織った山田くんが歩いてくる
A「おはよ」
山田「おはよ、おまたせ」
緊張のせいか、それとも眠かったのか、
会場までの道のりはお互い口数が少なかった
頭の中で今日の行程を繰り返しイメージする
山田「いよいよって感じするね」
山田くんが電車の中でぼそっと呟いた言葉に、そうだね、と返す
.
どうやら私たちは早めについてしまったようだ
会場はとても広くて、
銀色の調理台がたくさん並んでいる
ギャラリーの席もある
指定された台について材料の確認をしているうちに、人も増えてきてざわざわしてきた
山田「うん、材料は大丈夫そうだ」
A「、うん。」
山田くんはちょっと眉をさげて笑うと、私の頭をくしゃっと撫でた
山田「緊張しすぎだから笑」
..そんなことしたら違う意味で緊張しそうだよ。
A「だって、」
山田「だーいじょうぶ、今回はもし何か落としても、材料多目に買ってあるから!」
ははっと笑う
A「もー落とさないもん笑」
山田くんだってほんとは緊張してるんだろうけど、
いつも私のこと気にかけてくれて
すごいなぁ、
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mika(プロフ) - 有岡大貴さん» 有岡さん(о´∀`о)コメントありがとうございます!期待に添えるお話の書けるように頑張ります! (2018年4月23日 17時) (レス) id: f53b9b9cc3 (このIDを非表示/違反報告)
有岡大貴 - おもしろいですよ!続きが気になります(^_-)-☆ (2018年4月23日 17時) (レス) id: 62b049ed6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mika | 作成日時:2018年4月12日 23時