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9.切なさ、ひきかえに -Kota.Y- ページ9
スーパーから帰って、ご飯を作り始めた私の後ろで、
「え、すげえー切んのはえー」
とか言いながら、うろうろする先輩。
キッチンのある廊下はそんなに広くないから、すぐ後ろにいて、なんだか緊張する。
.
A「できた！食べましょう！」
先輩はスーパーにいる時からお腹すいたって言ってたから、すぐできる肉野菜炒め。
薮「うまそう〜。あ、でもまだご飯炊けてなくない？」
A「...あ、そうでした。」
炊飯器を確認すると、あと7分と出ている。
A「もうちょい待たないとですね。」
すると、後ろから抱きすくめられた
A「ん？」
振り向くと、先輩が私の顎をくいっと持ち上げて、軽く唇を重ねた
A「え..」
少し微笑んで、私の腰を抱いて、ベッドへと連れていく先輩
そのまま倒れみ、顔の両脇で手首を抑えられて、再び唇が重ねられる
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作者名：mika
| 作成日時：2018年2月23日 17時
