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薮さんちのお墓の前に立つ。
薮「世の中何があるかわかんないよなー。
..俺、親父のことあんま好きじゃなかったんだけど、
いざこうなると、
なんでそんな嫌ってたんだっけ というか、、」
薮「生きてるうちにもっと、親孝行とかしとけば良かったのかなーとか、
いろいろ思うところはあるよね。
ま、俺も、素直になれないお年頃だったからなかなか難しいんだけどさ、、
ちゃんと向き合って話してたら良かったなって、ちょっと後悔してる。」
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薮「ま、でも、ちゃんと迎えに来ましたよ、」
お墓に話しかけてお花を手向けた薮さんの背中を見て、
胸がぎゅっと締め付けられた。
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親とはもう、しばらく連絡を取ってない。
親と離れることが、大人になる第一歩だと思っていたから。
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薮さんの隣に立って、手を合わせる。
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もしかしたら、
私は間違っていたのかな。
親に対して素直になりたくない気持ちは、嘘じゃないけど、、
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薮「A、ありがと。
若い女の子が来て喜んでると思うよ、笑」
A「はは、
そうだと良いんですけどね、笑」
薮「じゃ、帰りますか。」
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薮さんと一緒に、来た道を戻る。
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嫌なことにも向き合わないと、大人にはなれないのかもしれない。
海の波の音を聞きながら、そう思った。
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けいとる - mikaさん» コメントありがとうございます！圭人くんのお話待ってます！これからも楽しく読ませていただきます！頑張ってください！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
mika(プロフ) - けいとるさん» はじめまして(*´∀｀)コメントありがとうございます！キュンキュンしたと言ってくださってとても嬉しいです(^^)あーそろそろ圭人りんメインのお話もまた書きたい、、今後も気が向いたら読んでみてくださいヽ(・∀・)ノ宜しくお願いします！ (2019年12月9日 18時) (レス) id: 7a2928f008 (このIDを非表示/違反報告)
けいとる - はじめまして！夏にピッタリでキュンキュンしました！個人的に小さい圭人くんと背の高い兄ちゃんの裕翔くんが好みです！前に圭人くんが主人公の話も読みました！すごくドキドキが止まらなかったです！これからも頑張ってください！ (2019年12月9日 16時) (レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mika
| 作成日時：2019年8月14日 22時
