夏色シロップ - Hey!Say!BEST -

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程なくして、もう一組のお客様が来た。





「いらっしゃいませ。お疲れ様です！」






今度のお客様は、小さい男の子を一人連れたご家族だった。








A「岡本様ですね。こちらへどうぞ。」






私は、教えてもらったようにスリッパを準備して、館内の案内に移った。




A「こちら、お部屋の鍵でございます。

お部屋は2階にございます。

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」






ちらっと横を見ると、

大ちゃんは、しゃがんで男の子と目線を合わせていた。




ちょっと恥ずかしそうに見つめ返す男の子。





「かわいいなぁ、」と言って、頭をくしゃっと撫でると、
男の子は照れてお父さんの脚を掴んで隠れた。









A「夕食は18:00から。お部屋にお持ちいたします。


朝食は、、」






..あれ。何時だっけ、、






すっと大ちゃんが私の隣に立つ。





有岡「朝食は、8時からです。

美味しい朝ごはん、ご用意しております！」







大ちゃん、..ありがとうございます！






A「では、お部屋にご案内致します。」







荷物を持って、にこにことする大ちゃんを、

男の子がちょっと恥ずかしそうにちらちら見上げているのが、
なんとも微笑ましかった。

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