星空のデジャヴ -Yuto. N-

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伊野尾「あ、でも、薮は行かないんだから別にいらなかったか。」





薮「いらないとか言うなよ。ちゃんと聞くし。」





伊野尾「えーっとね。まず、注意事項3つ。」


キュキュッという音をならして、ホワイトボードに文字を書く






伊野尾「ひとつめ、滞在時間は一週間。それ以上長い時間は、先行研究的に安全性が担保されてないから辞める。」







伊野尾「ふたつめ、過去から更に過去へのタイムトラベルはしない。
まぁ理論的にはできるけど、人体への影響が出る可能性がある。」








伊野尾「みっつめ、未来を変えるようなことはしない。
特に、死んだ人を生き返らせるような、人の生死に関わることは厳禁。

以上！」







A「わかりました。」







薮「その時代の食べ物とかファッションとか、あらゆる文化を調べて、あとで報告宜しく！」







伊野尾「おっけー。

あ、ちなみに俺らが行くのは50年前の2019年だからね。」






A「どうせなら2020年に行きたかったですけどね。」







伊野尾「計算的に難しかったんだよ、」







薮「あーでも、いよいよだな！長年の研究の成果！」






長年の研究が実を結びそうな時のわくわく





研究の醍醐味って、こういうことなのかな

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