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……もう私は、逃げない。
辛くて、しんどくて、苦しいけど。
大切な人が目の前からいなくなることから、もう私は……逃げない。
｢…………っ、安田くん。後悔しないように、今から安田くんに伝えたいこと、ぜんぶ言うね｣
安｢………………うん、｣
.
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｢っ………、｣
言葉が詰まる。
この言葉を言い終われば、……なんとなく全部終わる気がして。
でも、…………でも。
安｢…大丈夫やで、僕がおる｣
そう言って、…安田くんはそっと手を握ってくれた。
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｢うん、……………っ、ありがとう。私を、暗闇から救ってくれて、本当にありがとう…っ、｣
｢私、時が経つにつれて、忠義くんのこと忘れちゃいそうになるのが、すっごく怖くて。……でも、安田くんは…っ、それは、忠義くんと一緒に前に進んでるんだよって、そう言ってくれた。それにどれだけ救われたか…っ…｣
安｢…………うん、｣
｢安田くんのおかげで、私は自分を取り戻すことができた。安田くんと一緒にいる時間が、何よりも宝物になった。…………本当に、本当に…ありがとう｣
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mocco(プロフ) - あやこさん» コメントありがとうございます…めっちゃくちゃ嬉しいです…😭これからも頑張ります😢♡ (2022年1月14日 9時) (
レス) id: 98d3b5d30c (このIDを非表示/違反報告)
あやこ(プロフ) - めっちゃ感動しました…涙が止まりませんでした。 (2022年1月14日 0時) (レス) @page42 id: 7991464d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mocco | 作成日時：2021年10月15日 11時
