【文アル】桃の花のように～第6章紅紫の風景編～ (ページ3)

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空港ページ3

「えっ、あれっ、ここどこ(汗)」

「「「「・・・。」」」

無頼派が今見ている桃は現在…。

迷子(＾ω＾)

「(小声で)桃って方向音痴…？」

「(小声(2回目))いや、前聞いたけどくうこう？って所、
一回しか行ったことないって言っとったで」

「(小ご((ry)つまり今回がその一回目…つまり初めてだな」

「成程…？」

「桃ー」

「遅いぞー！」

「あっ、おった」

遠くからゆっくり歩いてくる蘭と、
慌てて走ってくる楓が居た。

3人共、ガラガラとスーツケースの音をたて、
飛行場まで向かった。

「桃って空港初めてかしら？」

「いや、行った事あるけど…。
親の社員旅行だったから親に連いて行くだけだったなー」

「つまり「一人で」初めてか」

「まあせやねえ」

そう言いながら、飛行場までの
道のりの暇をつぶす。

「飛行機乗ったらどうしましょう」

「昼食とかあったよな」

「私が(その社員旅行で)乗った時は
前の椅子に画面があって、オセロとか出来たよ。
しかもAIと対決＆通信対決出来る」

「あら、じゃあやってみましょうか」

「オセロのやり方忘れかけてるから思い出さないとな…。」

「…何やアレ聞く限りむっちゃ楽しそうやんひこーき…。」

「もうちょっと早く日本にもあればよかったのに」

「ドンマイ」