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「ん…」
目を開けたら見慣れないクリーム色の天井が視界に入る。
(ここは…)
私は数秒間思考がストップしたが、同時にハッとした。
「あ、そうだ。降谷さんの家だった…」
ふと近くにある時計を見たら針は10時を指していた。
「えっ、やば!! もうこんな時間…。
絶対降谷さんに怒られる…。
今日は日曜日で学校がないのは不幸中の幸いかな…」
私は重い体をベッドから起こしてリビングへ向かった。
(降谷さん、なんで起こしてくれなかったんだろう…いや、まぁ、私ももう高校生だけどさ。)
ガチャ
(ん?)
リビングへ着いたがそこには降谷さんの姿はなかった。
ハロが寝息を立てて寝ている。
するとテーブルの上に紙が置いてあるのに気づいた。
(…置き手紙? )
あの人は何をするか予測不可能なので手紙を見るのも少し怖い気がするけど読まないわけにもいかないので、恐る恐る読んだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
急用が入った。
すまんが朝食は昨日の残りを食べてくれ。
トーストは焼いといた。
冷蔵庫の物を勝手に食べても構わん。
暇なら外へ出かけてもいいぞ。
降谷
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(ったく、女子高生を一人残して仕事に行くとは…)
私は呆れが混じった、ため息をついてからコーヒーを入れて朝食の準備をした。
「ハロも大変だね〜 あの人がご主人様で。」
ハロに話しかけてみたけど本人は気にせず気持ち良さそうに寝ている。
「さて、朝食もとったし、やりたい事も特にないから出かけるか。」
出かけると言っても特に目的の場所もないので、フラッと散歩でもしようと思った。
「ハロ バイバイ いってきます」
私はハロを起こさないようにドアをそっと開けて外へ出た。
「ん?あれは…」
外をチラッと見ると見覚えのある人影が2つあった。
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ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2021年2月10日 14時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
カナメ(プロフ) - 桜 夢亜羅さん» いえいえ!いつも更新楽しみにしております!お身体に気を付けて主様のペースで無理ない更新を行って下さい!!失礼しました! (2020年9月22日 22時) (レス) id: 0555cdda7c (このIDを非表示/違反報告)
桜 夢亜羅 - カナメさん» わざわざご丁寧にありがとうございます!!筆者である私がヒロインの相手の名前を間違えるなんて…とんだご失礼すいませんでした。しっかり訂正させてもらいます!! (2020年9月22日 20時) (レス) id: 8d1ff1c393 (このIDを非表示/違反報告)
カナメ(プロフ) - 夜遅く失礼します!14話の「イケメン店員安室透」という台詞の「とおる」が「徹」になってます!正しくは「透」ですかね,,,失礼しました! (2020年9月21日 23時) (レス) id: 0555cdda7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜 夢亜羅 | 作成日時:2020年9月13日 21時