Five 友達 ページ7
『まぁ、別にいいよA呼びで』
キーン、コーン、カーン、コーン
もう4時間目終わっちゃったんだ。
私ところんくんそんなに長く話してないと思うんだけどな。
「LIME交換しようよ」
『私と!?』
「ほかに誰がいるのw」
めっちゃ笑われた。
これでLIMEの人数が10人に増えた!って喜んだら
痛い目で見られそうだから言うのはやめておこう。
これ隠キャじゃなくてただの友達少ない人だわ。
『ころんくんに教えてあげる。LIME交換したら隠キャはとてつもなく喜んでしまうの』
私はスマホを取り出し、QRコードを探しながら言った。
「そんなに嬉しいなら良かったー」
そういう意味で言ったんじゃないのになー。ころんくんって天然??
こんなに笑いこけてる人が天然のはずないや。
『友達の欄が……』
ついに2桁になったー!
チラッと隣で見たころんくんの友達の人数が150人を越していたことは幻としておこう。
「よし!これでAと友達だね!!」
『私ところんくんが友達……?』
「もちろん!」
その瞬間、嬉しい気持ちと同時にドキッとしてしまった。
びっくりしたときとは違うコクン、コクンと動くドキドキ。
なんだかころんくんの方を見れなくなって、目線を校庭に戻した。
授業が終わってくっついて歩くクラスメートの女子の姿。
私は高校生活が1か月たった今でもふつうの友達がいない。
移動教室は1人で行くことになるから、体育も行きたくなかったんだよね。
人見知り、早く直さないととは思うんだけどな。
自分から話しかけるのも怖いし、私に話しかけてくれる人もいないし。
だからころんくんが声をかけてくれてうれしかったの。
『すっごく嬉しい!!ころんくんありがとう!』
「ぉ……友達が出来て良かったね!!」
『もー!からかわないでよー!』
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三つ葉のクローバー(プロフ) - ゆな。さん» ありがとうございますっ(。-ω-。)♡ころんくんいいですよね❣❣更新頑張ります!! (2022年2月13日 20時) (レス) id: b19c11ad50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな。(プロフ) - え,めたくたタイプでした!ころちゃんの作品好きです!更新頑張ってください❕応援してます! (2022年2月13日 19時) (レス) @page2 id: 63f94fe703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三つ葉のクローバー | 作成日時:2022年2月8日 12時