作戦2 ページ4
「それで、首領は何だって?」
壁によりかかりながら話す太宰幹部
『明日、ななしさんを組織に戻すそうです』
「そう」
太宰幹部は短くそう言って私に近づいてきた
「それで?彼女にどうやって異能をかけるんだい?」
じっと私を見つめる太宰幹部
『太宰幹部がななしさんを部屋に誘って 彼女を油断させて欲しいんです』
「へぇ、それで?どうやって私は油断させればいいんだい? 君の異能は相手に意識がないと使えないじゃないか」
ジリジリ近づく
「彼女の目の前で浮気なんて私には到底できそうにない」
大袈裟にやれやれとため息をつく
『私たち交際しているんですか?』
今更そんな事は聞きたくない
「何を言っているんだい?
私から告白をしただろう?
それともななしの前で交際してないと言ったことを怒っているのかい?悪かったよ だってそうしなければ彼女を利用することは出来なかったしね」
そう言って私の頭を優しく撫でる
『ッ……』
心が騒ぐ
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rai - この先とても気になります!よければ戻って来て下さい‼︎ (8月17日 22時) (レス) @page18 id: 67327e3dd8 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - 戻ってきて欲しいです (2022年5月6日 1時) (レス) @page18 id: af5bfd0de9 (このIDを非表示/違反報告)
不幸な人 - この先すごーく気になります。たぶん戻って来ないかもしれないけれどもこのコメントは残します。 (2021年6月27日 21時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - この先の展開がとても気になります!更新頑張ってください! (2020年1月27日 16時) (レス) id: f9572c4e12 (このIDを非表示/違反報告)
命蘭 - 初コメントです!つづき、気になります! (2019年8月7日 19時) (レス) id: 6ccfa30465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ももうと | 作者ホームページ:
作成日時:2018年4月10日 21時