太宰さん私中原幹部に幸せにしてもらいます。【文豪ストレイドッグス】

密会1 ページ10

その後治さんは私の部屋を出て暫く今後のことを考えていたら中原幹部から着信があった





『あ、もしもし』





「俺だ」




“俺だ”と言う返答に少し笑ってしまった




『オレオレ詐欺なら切りますけど』





「手前……」





治さんも中原幹部をいじるのが楽しいって言ってたけどこんな感じなのか




……確かに楽しい






『冗談ですよ、中原幹部。如何しましたか？』




「手前、太宰に似てきたな」






当たり前のようにように地雷を踏みに行く中原幹部にもう呆れて溜息すら出なかった




『……』





「ｯあ、悪ぃ」




察したかのように急いで謝る中原幹部に笑いがこらえ切れなかった




『ﾌﾌｯ』





「人が折角謝ってンのに何で笑ってやがる」






『中原幹部が面白くて、そんな事より態々電話で私に伝えたかった事ってなんです？

中原幹部も私も此処(ポートマフィア)に居るのに』




「嗚呼 今から飲みに行かねぇか？勿論俺の奢りだ」





『喜んでお受けします中原幹部』






「用意済ませたら駐車場に来い」




『はぁい』やる気のない返事をして電話を切った

密会2→←涙2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す