私の師匠はあの奇術師です

大嵐 ページ48

ゲルタの発言を聞き他の受験者達も急いでゼビル島に行く準備をしていた



キルア「…んで俺達はどーするの？」

クラピカ「私はここに残ったて夜まで待った方がいいと思う」

ハンゾー「俺もクラピカに賛成だが夜まで待つのはどうかと思う、もう一度皆で船の中を探そう、船の中は広いから探せてない所もある筈だ、俺はアイツらの説得をしてみる」

クラピカ「分かった、1時間後に船のロビーで会おう」



ゴン「キルア！船の上の方行ってみよ！レイラも！」

キルア「オッケー！」

「ごめん今度は別行動で、ちょっと探してる人がいて…」

ゴン「そっか、じゃあ1時間後にね！行こキルア！」


ゴン達と別れて私はさっきから見てないあの人達を探す






「こんな所にいた…師匠、ギタラクルさん」


私が探していた2人は船の端っこの方に居た



「2人は皆さんに協力しないんですか？」

ヒソカ「僕人見知りだし、見守ってるよ」

ギタラクル「カカッ」


師匠の意見にギタラクルさんは縦に頷く

「はぁ…邪魔だけはしないで下さいよ」


私はそう言ってその場を離れ手がかりを探す




〜1時間後〜


時間になり船のロビーに着く

「すみません、遅れまし…た」

レオリオ「おっ、レイラが来た、後はゴンととキルアだけか」


中には少人数だが船に残った受験者達が集まっていた


ゴン「ねーねー！こんなの見つけたってあれ？」

キルア「おっ、こんなに集まってどうかしたの？」

クラピカ「これで全員か、皆聞いてくれ」

ハンゾー「さっき決まったんだが残りの2日間、俺がリーダーでクラピカがサブリーダーに決まった、これから皆の協力が必要だ宜しく頼む」

クラピカ「皆で協力してこの場を乗り切よう」


成程…確かにまとめる人がいた方が良いかも、ハンゾーさんとクラピカなら安心だ


レイラ「…所でゴン、さっき何か見つけたって…」

ゴン「あっ！そうそう！この船の日記みたいなのを見つけたんだ！」



ゴンが取り出したのはdiaryと書いてある物だった


クラピカ「ゴン出来したぞ！内容は…っ！」

ハンゾーさんの「おいどうした？」

「クラピカ？」


クラピカは目を見開いて固まったまま、少しづつ書いてある内容を言葉に出す


クラピカ「○月○日 無線機の全てがノイズに混じって外との連絡が取れなくなった、△月△日 とうとうこの日がやって来てしまった、20年に1度の大寒波が、台風と竜巻が同時に行われその島に何も無くなるであろう…」

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