再会 ページ36
ゴールしてから数時間経つ
未だ私達以外誰もゴールして来ない
(ゴンくん達大丈夫かな…)
ヒソカ「よそ見しない♧」
「わっ、危ないじゃないですか!」
ヒソカ「よそ見してる君がイケナイ♡」
私は今師匠が投げるトランプを避ける稽古をしている
しかも今いる場所から動かず身体だけを動かし避ける練習
(師匠が投げるトランプってよく切れるから怖いんだよなぁ…)
その時ゴールの扉が開いた
そこにいたのは…
「やっぱ左の方が良かったじゃねぇか!」
「ジャンケンで決まった事だろ!?今更蒸し返すな!」
「ハンゾーさん!ポックルさん!」
ハンゾー/ポックル『あぁ!?/レイラ!!』
何時間ぶりに会った2人はボロボロの姿だった
2人に駆け寄ろうとして思い切り立ち上がったら左足が痛むのを忘れていた
「ったぁ…」
ポックル「だ、大丈夫か?」
「は、はい…この試験中に左足を痛めちゃって…」
ハンゾー「ってお前、よく見たら血、付いてるぞ」
「え、あぁこれは大丈夫です、返り血なので」
ハンゾー(どんな事をしたら返り血なんて付くんだよ…)
ポックル「レイラ、ちょっと足見せてくれるか?」
「へっ?えあ、良いですけど…わっ…」
ポックル「これは…」
ハンゾー「おまっ…こんなに酷くなるまで放っておいたのか!?」
靴と靴下を脱いで見せたら青紫色になっていた左足が出てきた
自分でも引くぐらいビックリだ
ポックル「でもこの色は酷い打ち身だけだから骨は折れてない、この湿布にこの薬を塗って…ちょっとだけ我慢してくれ」
「え?あ、やっ!っっ〜…まっ…!」
ハンゾー「何したんだ?」
ポックル「打ち身によく効く塗り薬だ、効き目が来ると患部からスーッと内側に入ってくる感じがあるんだが…」
「す、凄いスーって感じます…けど良いんですか?こんなのしてもらって…」
ポックル「勿論だ、レイラには世話になったし、これでお互い様と言うことで」
「あ、有難うございます、ポックルさん」
ポックル「あぁ、じゃあ俺はアッチにいるから、またな」
ハンゾー「俺も向こうで休ませてもらう、じゃあな」
二人共休む為に分かれてしまった
けど顔見知りの人がゴールするとこんなに安心するんだと感じた
ヒソカ「大丈夫かい?」
「は、はい、あっ…稽古中にすみませんでした…」
ヒソカ「君にしては珍しかったね♢ 少し今日はもうおしまいさ」
「えっ?で、でもまだ…」
ヒソカ「休むのも大事♤」
「…はい…」
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月華(プロフ) - 琹羽さん» いえいえ、どういたしまして〜。気づけてよかったです。 (7月5日 16時) (レス) id: 1595d9a032 (このIDを非表示/違反報告)
琹羽(プロフ) - 月華さん» 読み返した所、弱点は額でした汗 ご指摘ありがとうございます汗 (7月5日 16時) (レス) id: 7f7907ad5b (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - 二次試験開始って話の内容に、豚の弱点が鼻って書いてますけど、あの豚の弱点は鼻じゃなくて額ですよ。鼻はむしろ額を守るためにめちゃくちゃ硬いって設定だったはず… (7月5日 14時) (レス) @page11 id: 1595d9a032 (このIDを非表示/違反報告)
柑菜向/超低浮上(プロフ) - ヒナさん…わぁ!コメント有難うございます(´▽`*) のんびり更新ですが頑張ります!有難うございます(´▽`*) (2019年3月21日 0時) (レス) id: 81d73b7434 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - うわぁ…凄い好きです()師匠と弟子っていう関係がまず好きです。面白いし軍艦島編書いてくださるなんて感謝感謝です。更新頑張ってください応援してます! (2019年3月21日 0時) (レス) id: 97e2e2ec39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琹羽 x他1人 | 作成日時:2019年1月28日 9時