断ち切り ページ33
ヒソカ「とまぁこんな感じだよ」
イルミ「成程ね…ってヒソカってそんなに紳士じゃないでしょ?最後なんか」
ヒソカ「そんな事ないよ♤ 僕が優しいのは当たりま「あ、レイラ動いたよ」って遮らないでよ♢」
ドクンドクンと心臓が強く響く
冷や汗が止まらない
(焦るな…大丈夫…大丈夫だから)
ふぅと息を吐き胸の前で手をギュッと握る
後ろには師匠とイルミさんがいる
心配はしてるか分からないけどなんか心強くかんじる
私はゆっくり前を見る、前にはリドリーさんが不気味は笑みを浮かべて私を見てる
(大丈夫…もう、あの時の弱い私はいない)
「リドリーさん…今思うと私、貴方に感謝してるんですよ」
リドリー「感謝?」
「はい、貴方と言うか今までの自分…ですかね」
もし流星街に捨てられなかったら
闇オークションでリドリーさんに出逢ってなかったら
師匠にも出逢ってなかったと思う
私は薄い笑みを浮かべて
「…私を買ってくれた貴方に感謝してます…けどあの時の弱い私はもう居ない、いつまでも貴方の人形でいる気は無いです」
リドリー「へぇ?それはそれで面白そうだ、良いよ相手になってあげるよ」
リドリーさんは片手にサバイバルナイフを持ち勢いよく私の方に向かって走ってくる
私は一呼吸置いて素早く避ける際ナイフを奪い後ろから勢い良く背中を刺す
リドリー「ガハッ!」
刺された所を抑えながらうつ伏せになる
リドリー「ガァッ!き、貴様ぁ!」
「…さよなら」
心臓を目掛け力強くナイフを下ろす
最後にリドリーさんの目を閉じ師匠達の方へ戻る
「終わりました…」
ヒソカ「うん♤ お疲れ様♢」
イルミ「返り血付いてる、拭く?」
「いえ…大丈夫です…」
何でだろう…2人の顔が見れない
いや、私が見せなくないんだろう
この感情は恐怖だ
こんな姿見られたくなかった
嫌われたくないっ…
ヒソカ「レイラ、顔上げて」
「ぇっ?」
顔を上げると師匠の腕がスっと伸びてきて頭を軽く撫で
ヒソカ「よく頑張ったじゃないか♢」
「っ…」
私は師匠に身体を寄せた
抱き着きまではいかないが師匠のお腹あたりに頭をグリグリと押し付けた
師匠とイルミさんは驚いていたがそんなの気にしてられない
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月華(プロフ) - 琹羽さん» いえいえ、どういたしまして〜。気づけてよかったです。 (7月5日 16時) (レス) id: 1595d9a032 (このIDを非表示/違反報告)
琹羽(プロフ) - 月華さん» 読み返した所、弱点は額でした汗 ご指摘ありがとうございます汗 (7月5日 16時) (レス) id: 7f7907ad5b (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - 二次試験開始って話の内容に、豚の弱点が鼻って書いてますけど、あの豚の弱点は鼻じゃなくて額ですよ。鼻はむしろ額を守るためにめちゃくちゃ硬いって設定だったはず… (7月5日 14時) (レス) @page11 id: 1595d9a032 (このIDを非表示/違反報告)
柑菜向/超低浮上(プロフ) - ヒナさん…わぁ!コメント有難うございます(´▽`*) のんびり更新ですが頑張ります!有難うございます(´▽`*) (2019年3月21日 0時) (レス) id: 81d73b7434 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - うわぁ…凄い好きです()師匠と弟子っていう関係がまず好きです。面白いし軍艦島編書いてくださるなんて感謝感謝です。更新頑張ってください応援してます! (2019年3月21日 0時) (レス) id: 97e2e2ec39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琹羽 x他1人 | 作成日時:2019年1月28日 9時