私の師匠はあの奇術師です

寝顔 ページ4

ヒソカ「久しぶり♡ いつぶりだっけ？」

「2年と3ヶ月です、あとこっちの都合も知らないのに強制参加とか辞めてください」

私は師匠の隣に腰を下ろした


ヒソカ「どうせクロロのパシリでしょ？なら良いじゃないか♢」

「説得するのに時間かかったんですよ？中々承諾しないから」

ヒソカ「クロロは君の事を気に入ってるからね♤」


(分かってるなら尚更タチ悪い)

ヒソカ「それより、顔色悪いけど具合でも悪いの？」


久々に会って間もないのに具合悪いの分かったんだ


「ココ最近忙しくてまともに寝てないんです、プリン買ってこいだの拷問訓練付き合えだの雑用ばっか押し付けられて…」

あ、やば…急に眠気が…自分で気付かなかっただけだけど緊張してたんだなぁ…


ヒソカ「少し寝たら？肩寄りかかりなよ、起こしてあげるから」

「じゃあお言葉に甘えて…」

師匠に寄りかかり目を閉じた瞬間から記憶が途絶えた




〜ヒソカside〜

すぐ隣で規則正しい寝息が聞こえる

(無防備だなぁ♧)

横目で寝ている彼女を見る

彼女全体を見ればどこか大人びて見えるが顔はまだ幼く見える

それにしても数年会わないだけで人間はこんなにも成長するのかと感心した

一般的に見ると彼女は強い方だろう

けど僕からしたらまだまだ発展途上

修行したらもっと強くなるだろう


(あぁ…ダメダメ♡ 焦りは禁物、このハンター試験で君をもっと強くさせてあげるよ、レイラ♧)


ニヤける顔を抑えて僕はトランプタワーを作る

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