中間地点 ページ13
「いてて…何するんですか…」
ヒソカ「レイラ、今眠いだろ?君の悪い癖だよ、眠くなったら不可思議な行動に出るの♢そこで大人しくしてなさい」
師匠はそう言ってポンポンと私の頭を軽く撫で川の方に行ってしまった
(…試験中なのに何やってるんだろ…)
ぼーっと川を見てると瞼が落ちてきたのが分かる
(っ…流石に試験中はダメ、我慢しなきゃ…)
眠気を堪える為鞄に入れてあるアヤトリを出す
すると人影が見える
重い顔を上げるとキルア君がいた
キルア「試験中に遊び?随分余裕じゃん?」
「キルア君か…これは違う、待っててって言われたから」
顔を少し下に向ける、まぁ試験をサボって見えるのは仕方ない
キルア「どーせ、ヒソカだろ」
「…うん」
キルア「ゴンから聞いた、ヒソカがアンタの師匠だって、それとヌメーレ湿原の時ヒソカを止めたってことも」
「え、あ、あぁ…別に身体が勝手に動いただけだよ」
キルア「…少し誤解してた、悪かったな」
「へっ…?」
パッと顔を上げるとキルア君はスタスタと戻って行ってしまった
(謝られた…?少しは認めてもらえた…?)
ヒソカ「戻ったよってどうしたの?」
「え、あ、おかえりなさい…何でも無いです…」
ヒソカ「ふぅん…少しは休めた?」
「は、はい、ありがとうございました…」
ヒソカ「なら小屋に戻ろう」
小屋に戻ったら皆苦戦していたようだ
メンチ「ちっがーう!!これも違う!」
とメンチさんの怒号が鳴り響いていた
ヒソカ「どうやら皆苦戦してるみたいだね♤」
「まぁ…ってその顔は何ですか?」
師匠はニヤニヤと捕まえてきた魚を私の方に差し出している
ヒソカ「魚、捌けるだろう?後は頼むよ♡」
「はぁ…分かりました」
私はパーカーの袖を捲り魚を受け取り鱗を取り始める
(どんな料理かは知らないけど取り敢えず生臭さをとって…)
テキパキと魚を捌いている時にこんな声が聞こえた
「寿司ってのは魚の身を小さな長方形に切って酢飯の上に乗せて食べる立派な郷土料理だろうがぁぁ!!」
その時その場にいた全員の動きが止まった
メンチ「このっ…馬鹿ものがぁぁぁ!」
メンチさんの怒号がまた鳴り響いていた
どうやら誰かさんが正解を言ってしまったようだ
ヒソカ「…だってさ」
「ちゃんと聞こえてました、はい、出来ましたよ」
ーーー
題名変えました
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月華(プロフ) - 琹羽さん» いえいえ、どういたしまして〜。気づけてよかったです。 (7月5日 16時) (レス) id: 1595d9a032 (このIDを非表示/違反報告)
琹羽(プロフ) - 月華さん» 読み返した所、弱点は額でした汗 ご指摘ありがとうございます汗 (7月5日 16時) (レス) id: 7f7907ad5b (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - 二次試験開始って話の内容に、豚の弱点が鼻って書いてますけど、あの豚の弱点は鼻じゃなくて額ですよ。鼻はむしろ額を守るためにめちゃくちゃ硬いって設定だったはず… (7月5日 14時) (レス) @page11 id: 1595d9a032 (このIDを非表示/違反報告)
柑菜向/超低浮上(プロフ) - ヒナさん…わぁ!コメント有難うございます(´▽`*) のんびり更新ですが頑張ります!有難うございます(´▽`*) (2019年3月21日 0時) (レス) id: 81d73b7434 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - うわぁ…凄い好きです()師匠と弟子っていう関係がまず好きです。面白いし軍艦島編書いてくださるなんて感謝感謝です。更新頑張ってください応援してます! (2019年3月21日 0時) (レス) id: 97e2e2ec39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琹羽 x他1人 | 作成日時:2019年1月28日 9時