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大倉が2つ目の唐揚げを手にしようとした時
prrr…
電話が鳴った
｢うわっ。部長からや。亮ちゃん代わりに出て｣
｢アホか。お前に電話来てんねんぞ｣
｢ええ〜俺今唐揚げ中やねんけどぉ〜｣
｢はよせな部長にキレられるで｣
｢も〜｣
ぶつくさ言いながら新幹線のデッキへ出て行く大倉
にしても…
美味そうやなぁ〜
口ん中パンパンにして幸せそうに頬張る大倉見てたら、そりゃ食いたくなるやろ
ぐるるるっ…
｢…｣
ぎゅるるる…
｢…｣
ちょっとぐらい…
ええよな…？
弁当にはしっかりフタして輪ゴムでガードしてあるしw
中を覗くと、唐揚げがあと6つ
まだたくさんあるし、ひとつだけ…
カリッ…
ジュワッ…
｢うっんま！｣
やっぱここの唐揚げ最高やぁ〜〜〜
もういっこだけ…！
幸せすぎる…
美味すぎて2個も食べてもうた
さすがにもう腹いっぱいやw
｢ご馳走でした！｣
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作者名：時音 | 作成日時：2021年10月9日 0時
