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.2 ページ16

AM 8:30


周りよりわざとゆっくり動く下駄箱の前


「おはよ〜」って


君が言ってくれるのを待つから


上手く言えただろうか


声は出てただろうか


笑顔ではあったと思う


君の笑顔に自然とつられてしまうから






「亮ちゃんのタイプってどんな子なん?」


そう聞かれて思い浮かぶのは


もちろん君。


ふわふわした髪


小さな手


屈託のない笑顔


素直になれない俺やから


これが精一杯のアピールで


視界に君を入れてみる


なぁ、気付いて欲しいんやけど


俺がこんなに君のこと見てるって

.3→←赤いいと 〜青・黄〜



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作者名:時音 | 作成日時:2021年10月9日 0時

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