to you .3

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｢眠り姫になりたい！｣


眠り姫…？？？


｢しょ、章ちゃん…!?
ま、まぁ、章ちゃんかわいいし、ええと思うよ…？
そっか…お姫様になりたかったんか…｣


｢ちゃうよ！そうやなくて！｣


｢え…？お姫様やないってことは…プリンセス…？｣


｢だから違うって！w
しかもお姫様とプリンセスって一緒のことやしw｣


｢えっと、それがちゃうんやったら、なんで眠り姫になりたいん？｣


｢えっとな、眠ってたいねん！｣


？？？


｢ベットでってこと？
それやったら、僕ら大体ベットの上やん｣


｢も〜〜〜マルも今言うてたやん皆の病気治したいって｣


｢言うたけど、それがなんで眠り姫になるん？｣


｢100年ぐらいかな。ずーーっと眠ってんねん。
そしたら、100年後には技術が進歩して、今は治らへんって言われてる僕らの病気も治してもらえるかもしらんやろ？｣


｢でも、それやったら魔法使いになった方が早やない？｣


｢そやねんけど、それやったら魔法使いさんがおらんとダメやん？そうやなくて、どこの国のどこの病院でもどんな人でも治る病気になってて欲しいねん！｣



｢章ちゃん…｣

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