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「ベッドそこやから」



先生が体支えて歩かせてくれるんやけど、


俺のがデカいから、先生潰れそうになってる


なんとかベッドに寝転がると、先生の顔がすぐそばにあって、


状況的にはいつもの保健室と同じはずなんに、


学校と先生の家、白衣と私服って違いだけで、今は俺だけの先生。


学校だと言えへんこと、言うてもええかな



「先生、あんな…」


「すばる」


「え、」


「2人ん時は、すばるって呼んでや」



それ、俺が今言おうと思ってたやつやって



「すばるくん」



好きや



そう呟いたのは


俺か、


すばるくんか、





唇に熱を感じて俺は眠りに落ちた





end.

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作者名:時音 | 作成日時:2021年2月15日 22時

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