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灯る欠片 〜赤・緑〜 ページ8
ーokuraー
渋谷先生と付き合ってから、
嫌になるぐらい体調がいい
「なんでや〜」
「もう腹減ったん?」
まだ2限やで?と菓子パン差し出してくれたんは、同じクラスのマル。
「いや、そういう訳とはちゃうねんけど」
と答えつつも、ありがたく受け取る
「最近あんま保健室行かへんもんな。」
あれ、俺さっきの口に出てた?
「やっぱり渋谷先生怖いん?」
先生の名前で一瞬ドキッとした。
けど、マルは意外と鈍感やから、気付いてへんと思う
「怖くはないねんけど…」
付き合ってることは誰にも言ってない
「ただホンマに行く必要ないだけ」
こんだけ食べても最近は腹壊さへんし、
「元気ならよかったやん!」
普通に考えたらいいことなんやろうけど、
保健室行かへんとこんなに会えへんのかぁってめっちゃ寂しくなる。
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作者名:時音 | 作成日時:2021年2月15日 22時