検索窓
今日:3 hit、昨日:17 hit、合計:17,001 hit

灯る欠片 〜赤・緑〜 ページ8

ーokuraー


渋谷先生と付き合ってから、


嫌になるぐらい体調がいい



「なんでや〜」


「もう腹減ったん?」


まだ2限やで?と菓子パン差し出してくれたんは、同じクラスのマル。


「いや、そういう訳とはちゃうねんけど」


と答えつつも、ありがたく受け取る


「最近あんま保健室行かへんもんな。」


あれ、俺さっきの口に出てた?


「やっぱり渋谷先生怖いん?」


先生の名前で一瞬ドキッとした。


けど、マルは意外と鈍感やから、気付いてへんと思う


「怖くはないねんけど…」


付き合ってることは誰にも言ってない


「ただホンマに行く必要ないだけ」


こんだけ食べても最近は腹壊さへんし、


「元気ならよかったやん!」



普通に考えたらいいことなんやろうけど、


保健室行かへんとこんなに会えへんのかぁってめっちゃ寂しくなる。

.2→←.5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:時音 | 作成日時:2021年2月15日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。