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ーsubaruー
「先生」
「んー」
「好きー」
「んー」
「付き合ってー」
「あかん」
もうちょいでいけそうやったのに!ってベッドの上てジタバタする大倉
いけるかアホ。
俺やっていろいろ戦ってんねん
「大人からかうな言うてるやろ」
「からかってないもん」
上目遣いで頬を膨らませる
やめろ。やめてくれ。
ホンマに。これ以上はアカン。
「先生になら何されてもええのに」
その言葉に、俺の理性がプチッと切れた。
「襲うぞ」
ネクタイを掴み馬乗りになる俺
状況を掴めず目をぱちくりさせる大倉
うっすら濡れた瞳に気付き、手を離す
「大人からかったらアカン言うたやろ」
これでこいつも悪ふざけやめるやろ
「ええって言うたやん…」
は?
「渋谷先生になら、俺何されてもええ。
今のは急やったからびっくりしたけど、俺のこと見てくれるんやったら襲われたって構わへん!立場とか関係ない!」
「本気で好きなんです。」
真っ直ぐに俺を見上げる瞳
「後戻り、出来ひんで」
頬を包み込み、唇に触れる
これだけで真っ赤になるこいつはまだまだガキやな
end.
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作者名:時音 | 作成日時:2021年1月27日 8時